黒松の軸切り挿し芽うまく根がでました<実況中継9>

寒さで紫色に紅葉していた黒松100本実生軍団は6月になってようやく緑が戻ってきました。軸切り挿し芽のポット77も元気です。そこで今日は軸切り挿し芽のポットから取り出して見ました。おぉ!四方に根が張っています。素焼きの鉢に移し替えました。

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元気いっぱいの黒松軍団

葉がみんな紫色になった時はどうなることかと思いましたが、緑色に戻りました。

まだ少し紫ですが、あと1週間もしたら、みんなみどりになるかと思います。

軸切り挿し芽をしないで、曲がりをつけた20本は伸びるのが早いです。

黒次郎は一番元気。黒太郎は小さいままですが、元気です。

 

軸切挿し芽は全員元気

軸切挿し芽をした80本のうち、
3本は縁があって東京に旅立ちました。残るのは77本。

 

うまく根が出ているのか
気になってどうしようもないので、
このうち2本をポットから抜いて鉢に移します。

 

四方に元気な根が伸びてました

ポットから取り出して、用土を払ってみると‥‥‥‥
おぉ!!立派な根が生えていました。

 

軸を切ったところから4本出ています。
長さは10センチくらいのが2本と、
6センチくらいのが1本、3センチくらいのが1本。

これだけあれば十分です。
もう一つのポットの黒松は根が3本でしたが、

ボリュームは同じくらい。残る75本も問題なく根が生えていると思います。

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素焼きの鉢で根を育成

素焼きの鉢に植え替えました。3号鉢です。

針金の固定はしていません。
植え土を入れる前に根を四方に広げておきます。
植え土を入れただでしっかりこていされて、動かなくなっています。

植え土は真ん中を少し盛り上げ、
根は植え土から1センチくらい下にあります。

植え替えの仕上げは
1ミリ程度にそろえた赤玉土を化粧度としてサラッと乗せてあります。

こうしておくと、
植え土がしっかり押さえられるのと、
植え土の浅いところの乾燥を抑えることができます。

 

素焼きの鉢とポットを比較してみる

素焼きの鉢は通気性が良いので根がよく発達します。

ポットは通気性が良くありませんが、
用土は通気性をよくしてありますので、
どの程度の違いがあるか観察をしていきます。

とはいっても、違いが分かるのは
来年の春の植え替えの時まで待たなければいけませんね。あぁ。

 

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ミニ盆栽の根を増やすにはどんな用土がいいの?

 

今日は「根を増やすにはどんな用土がいいの?」
ということについて、お伝えします。

結論から言うと「粒状の土を使う」です。

すでに、ミニ盆栽をしている人にとっては
常識ですね。

でも、なぜ粒状の土が良いのか‥。
ちょっとだけ考えてみましょう。

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根が伸びる条件には3つある

1、暗いところ
2、湿度のあるところ
3、空気があるところ

です。

粒状の土を使うことで、
粒と粒の間に隙間ができます。

水は隙間から外に抜けるので
空気が通りやすくなります。

同時に、
粒状の土の中に浸み込んだ水が
隙間の湿度を保ちます。

鉢の中の土が畑の土のように小さい粒だと
通気性を保つことができず、
空気がない状態になります。

鉢は大地のように無限に広くはないので
普通の土を使うと空気が通らなくなります。

空気が通らないと、
根に酸素が補給されず腐ってきます。

このため、
用土にとって最も大切な条件は
3の通気性になります。

微塵を残すと通気性がなくなる

水を好む木と、それほどではない木があるので
粒の大きさや、赤玉土と桐生沙の配分を変えますが、
通気性を保つことはどの木にも当てはまります。

ところが、
ふるいにかけて粒を整えた用土でも
微塵が含まれています。

用土がぶつかり合ってできた粉ですが、
これを残しておくと、用土の隙間が詰まり、
通気性が損なわれます。

なので、
植え替えをした後は
鉢底の穴から水が流れ出るまで
ジョウロで水をかけ続けて微塵を
鉢の外に排出しなければなりません。

植え替えした後の水は
最初は薄茶色に濁っていますが、
水をかけ続けると透明になります。

透明になったら
微塵が排出されたということなので
植え替えが完了したことになります。

微塵は、用土が濡れて数時間経つと
外に流れ出なくなります。

なので、この作業は植え替え後すぐに
やっておきましょう。

微塵を取り除く作業をしておかないと
せっかく粒状の用土を使っても
目詰まりを起こしやすくなります。

ということで、
根が増える用土の条件は

・粒状の土を使うこと
・微塵を取り除くこと

でした。

ザルに植えると根が増えるってほんと?

本当です。

怪長のブログにも載っているので
知っているかもしれませんね。

根は明るいところでは発根しません。

通常は鉢に植えるので
この点を考えることはないのですが、

ザルに植える場合は
ザルは周りが穴だらけですから
根が伸びると明るいところに出てしまいます。

すると、発根が止まって
別のところから新しい根を出そうとします。

根を増やすには効果的な方法ですが、
乾きやすいので湿度を保つのが難しいです。

怪長のようなサラリーマンには
水の管理が難しいのですが、
機会があったら試してみてください。

根が増えて、幹が早く太くなります。

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木を小さく育てるために重要な根と葉のボリューム

今日は、木を小さく育てるためには‥‥
どんなことが大切かというお話です。

小さくてかわいいのが
ミニ盆栽のいいところですよね。

それでいながら、
巨木、古木の風情もある。

そんなミニ盆栽を作りたいですよね。

でも、

どうやって小さくするの?
木は大きくならないの‥?

そんな疑問が湧いてきますよね。

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木と根のボリュームを同じにする

木を小さいまま育てるには

『木のボリュームと根のボリュームを同じにする』

これがとても重要になります。

ボリュームを同じにするとは
いったいどういうことでしょう。

根と木は分かるけど
ボリュームって?

ですよね。

単純に言うと
「葉、枝、幹」と「根」の量が見た目で同じ。

これでほぼ正解です。

ほぼ‥‥というのは?

根は木を支える機能と
水や土の養分を吸収する機能があります。

木を支える根は太くて硬く
ボリュームがあるように見えますが
水と養分はほどんど吸収しません。

水と栄養を吸収しているのは
細かい根なのです。

なので、正解は

「葉と枝と幹」と「細かい根」の重さです。

木の大きさの割に鉢が小さく見えるのは?

大きな盆栽でも、木の大きさの割には
「鉢がずいぶん小さい」と思ったことはありませんか?

見た目の木のボリュームより
鉢、つまり根が小さいですよね。

これは、

細かい根をたくさん持っている木
ということなのです。

もちろんミニ盆栽も同じ原理ですから
鉢を小さくしようとすれば太い根を切り取って
細かい根を育てなければなりません。

木を支える太い根の代わりは‥?
針金を使って木を鉢に固定すればよいのです。

ところが‥‥

木は最初から細かい根が
たくさんついているわけはありません。

幹が育つのと同じように
根もまず最初に太い根をどんどん伸ばします。

次に、枝に当たるやや太い根を伸ばし
葉に当たる細い根も増やしていきます。

根と枝は似ている

このため、盆栽を作るときは

・太い根ができたら切る
・太い根ができないようにする
・細い根をたくさんつくる

この3つが重要になります。

なんとな~く、剪定と似ていますね。

・徒長枝ができたら切る
・徒長枝ができないよう枝の勢いのバランスをとる
・細かい枝や葉ができるように芽摘みをする

これには理由があるのです。

根が吸収した水と養分はすぐに
幹や枝や葉になるわけではありません。

幹から枝を通って葉に送られます。

葉は葉緑素と太陽の光で光合成を行い
水と養分を栄養分に変えます。

その栄養分が皮と木質部の間を通って
木全体に行き渡り、根や葉を作るわけです。

なので、

「葉と枝と幹」のボリュームと「根」のボリュームは
機能的に同じバランスを保つ必要があるのです。

機能的に‥‥といっても
測定はできませんから

見た目の量、重さとかで判断すれば
正解に近くなります。

では、具体的にどうすれば、
同じにできるのか?

こちらの記事でご覧ください
木と根のバランスは‥植え替えで保つ

あ、

怪長の失敗談特集~反面教師にするのだ!の巻

これに、根と木のバランスを考えなかった
怪長の失敗談が載ってます。

ご覧になっていなければ、ダウロードしてみてくださいね。

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ミニ盆栽の根を増やす魔法の鉢とは

 

ミニ盆栽通信は今日まで、
根の話ばっかり続けてきました。

「どうして毎回、根の話ばかりなの」
と思ったかもしれませんね。

怪長の今までの失敗の半分は
根に関するものでした。

根は鉢の中にあるので、普通は見えないし
ふだんはあまり気にしていないのかもしれません。

でも、盆栽、特に小さな鉢で育てる
ミニ盆栽では、根のことは本当に重要です。

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自然の木と盆栽の最も大きな違いは「大地」と「鉢」

盆栽と自然の木は、どこが一番違うかと言えば、
「大地にあるか」「鉢にあるか」の違いなのです。

盆栽の目指すところは自然の風景。
自然の中で生きる木の姿です。

つまり、ゴールは盆栽も自然の木も同じなのです。

ところが、盆栽と自然の木は
スタートが「大地」と「鉢」ですから
まったく違うわけですね。

人間は小さな木を大地ではなく鉢で育てます。

なので、最も気を使うべきところはどこか?
それは、鉢の中ではないでしょうか。

と、いうことで、
今日は鉢と根のお話しの「とりあえず最終回」

根が増える鉢ってどんなの???です。

 

根をどんどん増やしくれる鉢とは

一番根が増える鉢は何だと思いますか?

ザルです。

‥‥‥‥

‥‥‥‥

ザ‥‥‥‥ザル‥‥?

怪長もはじめは
「ザルに盆栽を植えてどうすんの?」

と思いました。

でも、ザルで育てると根が増えます。

具体的にどうするかと言えば
用土の代わりに風化花崗岩を入れます。

身近になければ、
ザルの目からこぼれない程度の砂。

それがなければ、軽石のような
水はけが良くて硬い用土を使います。

それを使って、
鉢ではなくてザルにうえつけます。

植え方は普通の用土を使ったのと同じです。

水はけがよいので、すぐ乾きます。
なので乾かないように水をあげます。

すると細かい根が増えてきます。

 

ザルに植えるとなぜ根が増える?

なぜ、細かい根が増えるのか。

根が伸びた先には空気があって
根の生長はそこでストップします。

すると、根の途中から
新しい根が伸びます。

伸びた根がザルの縁まで来ると、そこで生長がとまるので、
また、元のところから根を出します。

枝の先端の芽を摘むと
小枝が増えるのとよく似ていますよね。

ザルではない普通の鉢だと
鉢の中は乾燥していないので
根が鉢の中で長く伸び続けます。

ザルだと長く伸びずに
本数を増やそうとするわけです。

ザルで2年育てると、
ワサッと細かい根が増えてきます。

怪長もやってみましたが、
すぐに水切れを起こしてしまいますから、
怪長のように、会社勤めをしている人には向いていません。

あなたががもし、
お勤めではないのでしたら、
やってみる価値はあります。

この記事では、
「幹を太くする方法」として紹介しています。

ミニ盆栽の幹を太くする方法|3つの方法のメリットとデメリット

 

質問・回答コーナー

【Q】盆栽では芽摘みをしますが、なぜ、芽摘みが必要なのですか?

【A】木が一番生長するのが枝の先端で、
新しい芽を出しながら高く、広く伸びようとします。

そのままにしておくと、枝の先端だけが伸び
間延びした枝になるので、芽摘みをして
勢いを抑えると、枝の途中や幹から新しい芽がでます。

そうしながら枝を増やし、間延びしないようにしているのです。

 

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ミニ盆栽の根を鉢に固定する2つの理由

ミニ盆栽通信・第5回では

根はとても重要なのです<その1>として

根は木を大地に固定する役割があることをお伝えしました。
それともうひとつ、

根の付き方で樹形も決まる、というお話でした。

あ、記事をブログに掲載しておきました。

木を大地に固定する根の役割<ミニ盆栽通信バックナンバー5>

今回は、

鉢に根を固定することの大切さをお伝えしますね。

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鉢に根を固定するのはなぜ?

理由は2つあります。
もし、鉢に根を固定していなかったら‥‥。

普段は何でもないのですが、
強い風が吹いた時に木が揺れて、
根と用土の間に隙間ができてしまいます。

すると、その隙間に入り込んだ根が太く育ってしまいます。

太い根は「徒長根」といって、
太く勢いのある枝をつくる原因になります。

自然の木は、強い枝を高く伸ばして
太陽の光をどんどん吸収しようとしますよね。

ところが、木を小さく育てる盆栽は
自然の法則に任せておくと樹形が乱れてしまいます。

植え替えの時に太い根を切り、
細い根がたくさんできるようにします。

 

でも、そうなる前から
用土に必要以上の隙間を造らないようにして
太い根がなるべくできないようにした方がよいわけです。

根を固定していないと脱走することがある

ふたつ目の理由は、
強風で鉢が棚から落ちた時や
横向きになって倒れた時には、

すっぽり鉢から抜けてしまうことがあります。

 

怪長は、はじめのころ
根を鉢に固定することなど
ぜんぜん知らなかったので、

鉢から外れた木が風に飛ばされて
家の前の道路の真ん中に転がっていたことがあります。

怪長のカミさんが
「道路のまん中に盆栽あった‥‥」と言うので

まさかと思いながら、行ってみると‥‥

ほんとに転がっていました。

鉢は棚の下にあって、
木だけが風に乗って脱走してました。
さいわい、雨がふっていたので
乾燥することはありませんでした。

でも、車に踏まれたら、
「あ”‥」ですよね。

植え替えしてから数カ月たつと
抜けにくくはなりますが、
植え替えした直後だと用土も
サクサクしていますから
抜けやすいのです。

なので、しっかりと
針金で根を鉢に固定するようにしましょう。
そうそう、

前回の質問・回答コーナーでも
この記事を紹介しましたね。

鉢植えをミニ盆栽にするには<根を鉢に固定する>植え替えの方法2

ぜひ、実行してみてください。

鉢が小さい、浅い鉢ほど
固定するのは大切になります。

根がしっかり鉢に固定されていると
木も安心して細かい根を増やしてくれます。

根が増えるとどんなメリットがあるか

細かい根が増えると
どんなメリットがあると思いますか?

細い根が多いと

1、見た目が小さくても水や養分を吸収する力がある。

2、鉢に入れた時にぐらぐらしないで安定している。

3、小さい枝がが増えるようになる。

3の小さい枝が増えるようになるというのは
怪長はまだ、はっきりした理由が分かりませんが、
経験的に「やっぱりそうだ」と思えるようになりました。

太い根があると、
そこに勢いが集中して
細い小さな枝を淘汰しながら
太い枝をより伸ばそうとします。

逆に、

小さい根が増えると
枝を増やしてみんなの力で、
養分を作ろうとするのではないでしょうか。

質問・回答コーナー

【Q】サツキで挿し木をしてみたいのですが可能でしょうか

【A】可能です。

挿し木のやり方はこの記事
挿し木でつくるミニ盆栽の素材|ツルウメモドキ

サツキの場合は、
挿し木の床に使う用土が鹿沼土です。

酸性の土を好むサツキやツツジ類は鹿沼土を使います。

篩(ふるい)にかけて小さい粒(1~2ミリ)に揃え
微塵を取り除いて使用します。

挿し木した後は、夏の暑さで乾燥しないように
風通しの良い明るい日陰に置くか
日陰をつくって、直射日光を避けてください。

あとは、触ったりしないで
ジッと待つだけです。

来年の春に葉が出て来たら成功です!

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木を大地に固定する根の役割

 

根のことを知っておくと
良いミニ盆栽を作るのにとても役に立ちます。

意外に意識していない重要な役割があります。
なので今日は、根のお話し。

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木を大地にしっかり固定する根の役割

怪長もはじめのうちは、
根のことを気にしていませんでした。

「根はたくさんついていればいい」
くらいにしか思っていませんでした。

水も、養分も根が吸収しますからね。
たくさんついているのは、よいことです。

なので、根が増えるように
植え替えをしたり、用土を調整したりします。

そうして、細い根をたくさん増やして
木を元気に育てるわけです。

 

でも、根にはもうひとつ
重要な役割があります。

それは、

「木を大地にしっかり固定する」という役割です。

 

当然でしょ‥‥と思いますよね。

根が弱いと、風が吹いたら倒れてしまいますから。

あまりにも、当たり前のことなので
普段は気にしていないと思います。

怪長もはじめはそうでした。

ところが、この「大地にしっかり固定する」
という役割がミニ盆栽にとっても、
すごく重要だったのです。

ミニ盆栽の樹形は根で決まる

盆栽には「樹形」があります。
自然がつくり出す木の形です。

樹形が連想させる自然の風景を
「盆栽」といってみたりもしますよね。

それではその樹形を最初に決めるのはだれか?

‥‥‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥

根なのです。

「えっ‥‥そうなの」と思いましたか?

そうなんです。はい。

 

人間がつくるように思えますが、
人間は自然の法則に従って樹形を作っていきます。

 

樹形をちょっと覗いて見ましょうね。

八方に根を張って
大地に真っ直ぐ立つ木を「直幹」といいます。

左右に曲がりながら
バランスよく立つ木を「模様木」といいます。

崖にしがみついて生きているのは
「懸崖」とか「半懸崖」といいます。

細かく分けると‥十数種類になります。

 

その中でも、
根が樹形を左右しているのが次の5つです。

1、直観幹
2、模様木・斜幹
3、文人木
4、根あがり・根あらい
5、筏吹き・根連なり

この5つのうち、
根あがり・根洗い・筏吹き・根連なりは特殊な樹形で、
根の様子から樹形の名前がつけられています。

ミニ盆栽樹形のいろいろ|よくみる樹形

ミニ盆栽樹形のいろいろ|変わり種の樹形

根上がり・根洗いミニ盆栽の作り方

木がまっすぐに立っていられるのは
根が八方にしっかり張っているからです。

そのため、直幹の樹形の条件は根張りが
八方にほぼ均等にあること。

 

ところが、大地は
いつも、根が八方に伸びられるように均一ではありません。

大きな石や、もっと大きな岩、岩盤があったり
斜面だったり、川だったりします。

そういう条件下では、根は八方に張ることができず、
どちらかが太く、どちらかが細い根になります。

すると木はバランスをとるために
傾いていきます。

どちらに傾くと思いますか?

木は太い根のある方と反対側に傾

例えば

根の西側が細くて東側が太いとします。

風が西側から吹いたら‥‥倒れやすいですよね。

 

東側から吹いたら?‥‥‥倒れにくいです。

では、その状態で生き残ることができる木は?

東側からの風に耐えた木です。

風に逆らわず西側に傾きながら耐えた木。

ということになります。

 

模様木や斜幹のように
傾きを持った木の根元をよく見ると‥‥‥

根の太い方とは反対側に一度傾きます。

そのまま傾いてバランスが取れれば「斜幹」。

傾きを戻してバランスをとれば「模様木」になります。

どちらにしても根元に特徴があって
太い根とは反対側に一度は傾きます。

太い根が強く張っている方を「勝手」

傾く方、細い根の側を「流れ」といいます。

 

盆栽を見た時に、
左側に傾いた流れがあれば「右勝手」
右側に流れがあれば「左勝手」と言います。

なんだか、難しい話になってしまいましたね。

ミニ盆栽の木をどっちに傾けるか迷ったら?

ミニ盆栽を
「どっちに傾けようかなぁ~」と迷った時は

まず、根を見てください。

根が傾く方向を教えてくれます。

そう!

太い根が張っているのと反対側に傾けるといいわけです。

 

質問・回答コーナー

【Q】植え替えの時、針金で木を固定したいのですが
うまく固定できません。良い方法はありますか?

【A】鉢底の穴から細い針金を通して固定します。
参考記事
鉢植えをミニ盆栽にするには<根を鉢に固定する>植え替えの方法2

うまく固定するコツは、根の整理をしたときに
根の底を平らに切りそろえるとすわりが良くなって
針金を軽く結んだだけで固定できます。

少しゆらゆらしていても、用土を丹念に詰めていくと
根の裏側に用土が回り込み、根を持ち上げるので
しっかり固定できます。

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ミニ盆栽なぜなぜその7「植え替えの時に根を切るのは」

「わわっ!そんなに切って大丈夫なんですか?」
怪長(ブログ管理人)が先輩の植え替え作業を
初めて見学したとき、思わず言ってしまいました。

鉢から抜いた木の根をほぐしたあと、半分以上
バッサリと根を切り落としたからです。

驚いて目が点になっている怪長に
「ああ、何でもないよ」と平気な顔で
淡々と植え替えをする先輩。

今なら、まったく驚きません。
というか、怪長も植え替えの時は
バッサリと根を切ります。

スカッとしますよ~。床屋に行ったみたいに。

根を切るビフォー・アフター

モミジの植え替えの時の写真です。

根切るビフォー

上の写真が切る前

バッサリ切ってそろえると
下の写真のようになります
根切りアフター

バッサリ根を切るとどうなる

心配は要りません。
新しい根が生えてきます。

切るときは、太い根や交差する根も切ります。

そうすると‥

■元気な細かい根がたくさんできる
  ⇒木全体に元気がでる

■鉢の中の用土の保水力を保つことができる
  ⇒乾きにくくなる

■細かい根ができると
  ⇒細かい枝が増える
  ⇒樹形を整えやすくなる

根を切らないでいると
鉢の中が根でいっぱいになり

■保水力が無くなる
   ⇒乾きやすくなる

■養分や水を吸収する力が弱くなる
   ⇒木の元気がなくなる
   ⇒枯れやすくなる

■太く長い根ができる
   ⇒太く伸びる枝ができる
   ⇒樹形が乱れる

大地と鉢では環境が違うのです

大地の木は、根が伸びるほど木は
大きく立派になります。

それは、大地が膨大な容積がある鉢
のようなものだからです。

ところが、盆栽の鉢は大地と比べ
すごく小さいですよね。

特にミニ盆栽のように鉢が小さいと
保水力が弱いため乾きやすいのです。

つまり、ミニ盆栽は作るのは簡単ですが、
木の健康を維持するのは、少し難しいのです。

根を切りすぎるとどうなるか

枯れます。
切りすぎると、水の吸収力が弱くなります。

吸収する水の量より、葉から発散される水分
が多いと、しおれたり、葉の先端が茶色くなります。

完全に枯れないまでも、かなり弱ってしまい
元気を取り戻すのに1年以上かかることもあります。

季節や樹種、切る前の根の細かさ
などによって、差がありますが、基本的には

木と根のボリュームが同じになる
ようにすると、そんなに失敗しないで済みます。

根を切りすぎた失敗例

危なくカラマツ
あ、これ、怪長のカラマツのミニ盆栽だ!

オホーツクではカラマツは
5月の下旬までに植え替えをします。

ところが怪長は、8月の上旬に植え替えました。

気温が高い日が続いてしまい、気が付くと
「あ、葉の先っちょが‥」

幸い、新芽が出てきたので
「あ~、枯れてなくてよかった」

今年はこんな茶色の葉になりましたが、
来年は緑のかわいい葉がでます。

とりあえず、ホッとしております。

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ミニ盆栽なぜなぜその6「朝に水をやるのがよいのは?」

HAWS ジョーロ / sorarium
「早起きは苦手だから、毎朝水をやるのはしんどい」

もし、あなたがそう思うなら
ミニ盆栽は諦めてください!

と、言いたくなるほど重要なことです。

「え~っ、そんなに朝が重要なの?」
そう思うかもしれませんね。

その通り、重要です。

理由は100個ありますが、今回は2つだけお伝えします。

ちなみに、本当に100個あるかどうか
怪長(ブログ管理人)は数えたことはありませんが‥。 コラ! >

理由その1「鉢の温度と根の生長」

それは、根が育つスピードに関係があります。

朝、水をやる方が、お昼近くに水をやるよりも
根が早く伸びるのです。

根は、温度が20度以上で伸び始め、
25度~30度で最も良く伸びます。

この時間が長いほど、根は早く伸びるのです。

下の図を見てください。

朝水グラフ

これは8月の北海道東部・北見地方の気温の変化です。

朝に水をやった時の鉢の中の温度の変化を緑の線で
昼近くにやった時の変化を赤線で示したものです。

実際に測定していませんが、こんな状況になります。

午前中、鉢の中の温度が高いのは
朝に水やりをした鉢です。

緑で塗つぶした部分が根が伸びる温度帯の
時間の差です。

根が伸びるのに適した温度の時間帯が
朝、水をやった方が長いのがお分かりですか。

日中、雨が降らなかった場合は
こういう感じになります。

雨が降ってしまえばこのグラフは崩れます。

気温の高い日は、夕方までに土が乾いてしまい、
水をやることがあります。

そういう時も、グラフは崩れてしまいますが、
毎日雨が降ることもありません。

夏の暑い盛りを除くと、水やりは1日に1回です。

小さな差でも1年、2年と時間が経つと
木の生長に大きな差が出てきます。

特に、怪長の住んでいる北海道東部のように
気温の低い地域は、鉢の中の温度はとても大切です。

自然の木は毎朝、雨が降らないでしょ

その通りですね。
自然の木には誰も水をやったりしません。

毎朝決まって雨が降るわけでもありません。

「鉢に入った盆栽と自然の木はどう違う?」
ということになりますね。

大地の根の周りの土は温度の変化がほとんど
ありません。

暑さが続いても土の温度は、鉢ほど変化しないのです。
冬は温度が下がりますが、木も冬眠しています。

大地は膨大な保水力を持っているので、
雨が降ろうが、降るまいが水は供給されます。

1週間、雨が降らなくても大丈夫。

地面を1mほど掘ると、じわっと水が出てきます。

理由その2「人間の都合」

会社勤めをしている怪長の勝手な都合ですが‥。
夜に、水をやることにすると枯らしてしまうからです。

仕事で帰りが遅くなることがあるので、水切れを起こします。

仕事を放り出して帰ってくるわけにもいきません。
ミニ盆栽が気になって、仕事でコケても困りますし。

怪長の仲間は、週休7日制の方がほとんどなので、
早く寝て、朝も暗いうちから起きています。

わざわざ夕方まで待って水をやる、
な~んてことは、絶対にないですよね。

あ、ひとりだけ
「朝は忙しいから夕方にやる」
という会社の会長さんがいます。

7月初旬のある日‥って、つい1カ月ほど前ですが、
暑い日だったので、鉢が乾くのではないかと心配になり、
仕事で近くに行ったついでに、会長さんの庭に寄りました。

すると、どうでしょう!

モミジの葉刈りに夢中になっているではありませんか。

怪長:「会長!仕事は?」
会長:「終わったね」

怪長:「忙しいのは朝だけですか?」
会長:「うん。まあ。朝だけね」

怪長:「水は?」
会長:「涼しくなってからやるのね」

怪長:「さすがですね~」
会長:「フフフ‥次善の策ね」

残り、98の理由はそのうち書きます。 ウソツケ!>

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ミニ盆栽の春夏秋冬|植え替え適期は地域で変わる

ニ盆栽の植え替え方法や芽摘み、剪定などの方法を知っても、
いつ、実行したらよいか迷うことも多いと思います。

2月から3月が植え替えの適期…といわれていますが、
怪長(ブログの管理人)が住んでいる北海道東部では、
3月に植え替えしようとしても鉢は雪の中にあります。

ではどうやって植え替えのタイミングを見出すのか。
その方法を考えてみたいと思います。
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植え替えをする2つの理由|ミニ盆栽を生き生きと

ミニ盆栽を鑑賞する時は木と鉢を見ますよね。素晴らしい樹形とそれを引き立てる鉢…。でも、目には見えない重要なものがあります。それは、用土と根です。素晴らしいミニ盆栽を常に支えているのは用土と根なのです。

植え替えする重要な理由は2つ

です
1 用土を取り替え通気性を良くする
2 新しい細かい根を増やす

植え替えをする理由は用土と根を良い状態に保ち
健康で生き生きしたミニ盆栽を作るためなのです。

同じ鉢で1年、2年とミニ盆栽を育てていると
伸びた根が鉢の中を占領するようになります。。
それと同時に用土は水はけが悪くなり通気性も損なわれていきます。

毎朝、水をやっていると次第に分かるようになりますが、
水の吸い込みが悪くなってきます。

植え替えたばかりで用土が新しい鉢は水の吸い込みがよく、
鉢ねに占領された鉢は水の吸い込みが悪くなります。

吸い込みが悪くなると、水をやったつもりでも
鉢の中に残る水が少ないため乾燥しやすくなり
結果的にはミニ盆栽を枯らしてしまいます。

根は樹の枝と同じように、
強く伸びる根とそうではない根があります。

強い根が伸びることによって、細い根が増えにくくなります。
太い根だけが水を吸うので根全体で水を吸収する力が弱くなります。

例えば、野球やサッカーなどチームで戦うスポーツを想像してみてください。
強い選手が1人で頑張ってもチームの総合力が発揮できないと試合に勝てないですよね。

たまに、すごい選手が1人で得点を稼ぐこともありますが、
その選手がマークされてしまうと勝てません。

不思議なことに木も同じなのです。
木の健康は根のチームプレーで成り立っています。

木と根の姿はよく似ている

このブログのほかの記事でも時々、書いていますが
木と根のボリュームは同じ。

それだけではなく、木と根の姿も似ているのです。

葉が吸収するのは太陽の光、
根が吸収するのは水という違いはありますが、
木と根の姿もほぼ同じというイメージを持ってください。

枝が1本だけ太く長く伸びることがあります。
これを「徒長枝」と言いますが、
そんな時は根も同じように
太く長く伸びた「徒長根」があると思ってください。

なんとなく、お分かりいただけたと思います
植え替えする理由をまとめてみますね。

1 用土を取り替え通気性を良くする
2 太い根、伸びすぎた根を取り除く
3 細くて新しい根を増やし水を吸収する力を養う
4 鉢の中で枯れた根を取り除く
5 新しい鉢に替えて素晴らしいミニ盆栽にする。

植え替えの方法は
ミニ盆栽の植え替え手順|樹高10㎝のヤマモミジ
を参考にしてくださいね。

植え替えの時期は?

植え替えに適した時期は春です。
花をつける木は花が終わったころが適期です。

冬になるまでの時間が長い方が
それまでに根が育ち、冬越しの体力をつけられるからです。

夏に植え替えをすると、根がまだ育たないうちに
暑くて乾燥しやすい時期に入りますので枯らしてしまうことがあります。
涼しい場所に置くなど管理が必要です。

秋だと、根が十分伸びないうちに冬になります。
すると春になってから元気を出すことができなくなります。

このへんのことは
ミニ盆栽の春夏秋冬|植え替え時期は地域で変わる
で詳しくお伝えしますね。(^^)

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