黒松の種からミニ盆栽の素材を作る方法

 

黒松の松毬をいただきました。
種が採れましたので、さっそく植えてみます。
で‥‥芽が出たらその後、どうする?ですよね。
黒松の種を蒔いて、素材にするまでの方法をお伝えします。

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黒松の松毬から種が出てくる

黒松の種は松毬の中にあるのですが、
開いてしまった松毬の中には
ほとんど種は残っていません。

黒松の種を手に入れるには
開いていない松毬をゲットして、
日に当てて乾燥させると出てきます。

最初の写真を見てください。

matukasakuro

いちばん左の松毬はまだ開いていないです。
ちょっと緑色していてもいいです。

数日経つと開いてきます。
(左から2番目)

また数日経つともっと開いてきます。

ムリッと開いてみると種が見えます。
(左から3番目)

また数日経つと完全に開いてきます。

すると勝手に種がこぼれて出てきます。

出てきた種には
褐色の薄い羽がついています。

ピラピラの油紙みたいな感じです。

その端に、コメ粒くらいの黒い種がついています。
少し茶色いのもあります。

ほっとくと、種が外れたりします。
外れないのもあります。

これで、種が採れました。

かっ、簡単ですね。

手もみして、箱に入れて
息を吹き付けると、羽が飛んで行って
種だけ残ります。

部屋の中ではやらないようにします。

種の蒔き方とその後

種が採れたら、すぐまきます。
秋まきというのでしょうか。

水はけの良い用土
赤玉土7:桐生沙3(火山れきでもいいです)
粒は1~3ミリくらいで微塵を取り除いて
水はけの良い用土を作っておきます。

種が隠れる程度に埋めて
水をかけて、おわり。

あとは、軒下とか外に置いて
冬の間は乾かない程度に水をあげて
冬の寒さを感じてもらいながら
春を待ちます。

春に蒔くときの保存方法

春に蒔いてもいいです。

その時は、冷蔵庫に保存します。
保存の方法は2通りあって

湿潤冷暗保存と乾燥冷暗保存があります。
※保存の名前は怪長が勝手につけました。

湿潤冷暗保存

湿らせたティッシュペーパーと一緒に
ジップ付きのビニール袋に入れて冷蔵庫に。

1~2ヵ月保存して冬を感じてもらい
春に蒔きます。

蒔く前に、一晩水につけておきます。

乾燥冷暗保存

乾燥した冷暗所に保存します。
冷暗所とは暗くて冷たい場所なので
冷蔵庫でなくてもいいです。

軒下に吊るしておいてもいいです。

春に蒔く前には1~2日
水につけておきます。

蒔き方は、秋まきと同じです。

芽が出たら軸切り挿し芽

芽が出たら‥‥‥‥。

ここからが本番ですね。

「軸切り挿し芽」というのをします。

jikukirsasime1

黒松の芽は、細い葉がまとまっていて
種の皮がついたまま出てきます。

皮が取れて、落ちているのもあります。

jikukirisasime2

しばらくすると
皮が取れて、葉が開いてきます。

葉が開いてきたら

鉢から取り出します。

jikukirisasime3

葉は緑色、茎も緑色ですが、
根と茎の間は白っぽくなっています。

茎をカミソリの刃でスカッと切ります。
よく切れるハサミでもいいです。

切り口をつぶさないようにします。

カミソリで切るときは
大根の輪切りをまな板代わりにするといいです。

ニンジンでもいいです。
スカッと切れれば芋でもいいです。

切る場所は、
葉の付け根から1~2センチのところ。

jikukirisasime4

あらかじめ挿し床を作っておいて
割りばしで軸より太めの穴をあけておきます。

あ、これ、怪長のメルマガ【ミニ盆栽通信】
を読んでくださっている方から教わりました。

その穴に、赤玉土の微塵(粉みたいなの)
をいれて、つまようじで穴を空けて
その中に軸を挿します。

微塵を使わなくてもいいですが、
使うと軸がぐらつかなくていいです。

挿した後はジョウロデ水をあげるか
鉢ごと水につけて水を吸わせて
微塵を締めます。

これで、完了。

挿したあとは1週間から10日ほど
日陰に置いておきます。

こうすると、
幹の下の方にも枝がある
ミニ盆栽向きの素材に育っていきます。

実際にやってみた記事ができました!

黒松実生苗の軸切り挿し芽をやってみた<実況中継その4>

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ミニ盆栽も焦る…雪の中で冬支度

 

このあいだ、雪が降ったと思ったら、オホーツクはてんこ盛りの雪に見舞われました。11月6日の朝。冬支度前のミニ盆栽は温かい雪に包まれて冬眠してました。怪長は焦って除雪してから風除けの囲いを作り…「なんで11月にこんなに降るんだ!。あぁ、腰が痛い…

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今年の雪は早い・重い・多い

いつもの年なら、雪が降るのは11月中旬。それより前に降ることもありますが、
ここまで、てんこ盛りにはなりません。次の日になったら解けてしまいます。

ところが…

今年は10月の末にサッと降って「おぉ~、寒くなってきた」と思ったのもつかの間。ドッと降りました。積雪は6日午前でミニ盆栽の周辺約30センチ。膝まで埋まりました。

ということで、
怪長は焦って冬支度をしました。

まず、除雪。

えらい重たい雪です。

腰が…コキッっとならないように

ミニ盆栽は雪に包まれてホッコリ

雪が降ると温かいのです…。

「そりゃあないだろう!」

と、お思いかもしれません。

でも、オホーツクでは
雪があると温かく雪がないと寒いのです。

こういう理由です。

雪がない、空に雲がない、地上の熱が宇宙に消える
これを放射冷却現象というのだそうです。

雪がある、雲がある、地上の熱が逃げない
というわけです。

冬になりかけのころは雪がないので、
わざわざ周囲から集めてきてミニ盆栽に
降りかけて雪で包んでしまいます。

そうすると、ミニ盆栽も怪長も
安心して眠れると言うわけです。

もちろん、こんな冬越しは
寒さに強い木だけですが。

ミニ盆栽が棚板から外れない

そうなのです。

雪をかぶって温かいとはいえ
日中の最高気温はプラスの2、3度。

ミニ盆栽を覆っていた雪を取り除き
地面に置こうとすると。

あっ…、よっ…

………

取れない。

鉢がシバレて棚板にくっついて取れないのです。

無理に持ち上げると
板ごと浮いてしまいます。

木槌でコンとヨコから鉢をたたくと
問題なくはずれました。

とはいっても、
いつもの年の3倍。
約3時間を費やしたのでした。

クッタクたです。

ミニ盆栽にも温暖化の影響が…あるのか?

四国や九州など
温かいところで雪が降ると
「寒い!」となるわけですが、

オホーツクはその逆で
降らない方が寒いのです。

なので、この時期に雪が降ると

あ…、温暖化が進んでいる

と感じるのです。

このまま、オホーツクが暖かくなると

黒松が生える
ピラカンサを育てられる
さつきもムロなしでいけるかも…

そんなのんきなことを
言っている場合ではないのかもしれませんね。

この40年で、オホーツクの冬の最低気温は
10度は上がっています。

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