ミニ盆栽の冬囲いと究極の野ネズミ対策|オホーツクの越冬方法

ミニ盆栽の越冬準備をしました。

怪長(ブログ管理人)の住んでいるオホーツクは
気温が氷点下20以下になる日もありますが、
ミニ盆栽たちは酷寒の冬を雪の中で越すのです。

ミニ盆栽の冬囲い

雪の下のメリット

以前書いた記事
ミニ盆栽はどう冬を越す?|まさか雪の下では…
で紹介しましたが、雪の下で冬を越す
最大のメリットは乾燥を防ぐことです。

気温が下がるほど大気中の湿度が下がるので
雪の屋外は乾燥して非常に危険というわけです。

雪も乾燥していますが、雪の中だと
風がないので、水分を取られずにすみます。

木の板で周りを囲むのは3月中旬から5月上旬の
雪解け時期の乾燥した風を防ぐため。

乾燥した風は5月の連休を過ぎるころまで
吹くので、連休が明けるまではこのままです。

寒くても枯れないの?

雪の中は常時、氷点下ですから
カチンカチンにしばれています。

それでもオホーツクの木は寒さで
枯れることはまずありません。

怪長のミニ盆栽はすべてこの地で育つ木
なので、ムロを持っていません。

ムロがないから寒さに強い木しか持たないのか、
寒さに強い木だけだからムロを作らないのか、
よくわかりませんが…(^_^;)

サツキなど酷寒の地で自生していない木は、ムロなど
寒さを防ぐ対策をとらなければ、越冬は難しいです。

屋外に小さな小屋を作っても、湿度が保てなければ
枯らししてしまうことになります。

オホーツクのムロとは?

怪長の先輩にサツキの盆栽をたくさん持っている方がいます。

その方のムロは地下2m(床の位置)まで
掘り下げて、上屋はビニールハウスです。

ビニールハウスの床は板張り、
ムロはさしずめ地下室といった感じです。

コンクリートの壁に囲まれて、冬の間は
サツキの盆栽はそこで眠ります。

2mまで掘り下げる理由は、オホーツクでは冬になると
地下1m近くまで土が凍結するからです。

2mまで掘り下げると屋外ほど温度が下がらず、
湿度も保てるので寒さに弱い木を守ることができます。

先輩のムロは広10畳ほど。

大きな盆栽がたくさんあるので、その分広さが必要ですが、
ミニ盆栽でも、ムロを作るとなると、北海道では大掛かりな
施設になるかもしれませんね。

上屋のビニールハウスも雪で潰されないよう
頑丈なものが必要になります。

究極の野ネズミ対策

冬を雪の下で過ごしたミニ盆栽は、乾燥と闘って生き延びても
雪解けのころに野ネズミに食べられてしまうことがあります。
越冬中のミニ盆栽の最大の敵とは?|野ネズミ対策
で対策を紹介しましたが、
その中で最も確実な方法を
今回、写真で紹介します。

園芸用トレイの網の目の小さいものを使用します。

ホームセンターで売っています。
冬囲い1

冬囲い2

野ネズミが通れない程度の穴があいているトレイに
ミニ盆栽を並べ、上から同じトレイを蓋をするように重ねます。

雪が降るまでは蓋をしないで、雪が降ってミニ盆栽を
覆う程度に積もったら、ずれないように蓋をしておくと、
野ネズミをシャットアウトできます。

雪が溶けて地面があらかた見えるようになったら蓋を外します。

いつもの年は10月末から11月にかけて冬囲いをしますが、
今年は半月ほど早く囲ってしまいました。

今年はいつもの年より寒いです。

ミニ盆栽の紅葉も終わってしまいました。

あとは、採取した種が来年の春に芽を出すのを
楽しみにしながら、ひたすら春を待ちます。

まだ、雪も降っていないのに…。

それにしても北海道の冬は長すぎますよね~。

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木の実から種を取り出してみました|ミニ盆栽の実生苗の準備

イチイの実です
10月12日に近くの公園や森に出かけ、木の実を拾ってきました。今日は実から種を取り出す作業を写真で紹介します。種もいろいろな形や色をしていて、とっても可愛いものです。来年の春が楽しみになります。

ミニ盆栽の実生苗の準備

イチイの実の取り出し方

取り出し方法1b

イチイの実は直径1cmほどです。柔らかな果肉に包まれて1個の実の中に種は1個。果肉がヌルヌルして肉厚なので、ティッシュペーパーを4つ折りにして包み、指で潰します。すると、中から種が出てきます。

取り出し方法2b
ティッシュの乾いた部分で拭き取るとコロコロっとした種が出てきました。

イチイの種

イチイの種b
滑りをすっかり取り除いたところです。大きさは4~5mm程度でしょうか。あ、夢中になって全部取り出してしまったので、もともとの実と種の大きさを比較するのを忘れてしまいました。(^_^;)

ナツヅタの種

ナツヅタ
ナツヅタは塀(へい)や建物の外壁に張り付くように伸びる植物なので、持ち主の方に「少しくださいね」と、声をかけてからいただくようにしましょう。いただいてきた実の中には種が2~3個入っています。イチイと同じようにティッシュペーパーを使って取り出します。

ナツヅタの種b
イチイのように1個しか入っていない種は全体的に丸い形ですが、複数が入っている種は少し扁平になります。クリなんかはそうですね。

ニシキギの種

ニシキギの種b
ニシキギも1個の実に種は1個です。果肉が薄いのでティッシュペーパー1枚で数個の種を取り出すことができます。種もピンク色をしていてとても可愛いです。ニシキギとコマユミの種はよく似ているので、混ぜてしまうと全く見分けがつきません。快長(ブログの管理人)はいつもわからなくなっていますが…(^_^;)

ベニシタンの種

ベニシタンの種1b
写真の黄色い輪の中が種です。つやつやしていますね。
ベニシタンの種2b
ベニシタンはひとつの実の中に3~4個の種が入っています。大きいのもあれば薄い形の種もあります。

ナナカマドの種

ナナカマドの種と実b
ナナカマドとベニシタンは実の形も種の形も似ていますが、実はナナカマドが丸く、ベニシタンは少し細長い感じでひと回り小さいです。写真の実はナナカマド、種は左の方がナナカマドで、右のツヤのある方がベニシタンです。

種から育てるとミニ盆栽に愛着が…

木の実はこのほかにもたくさん拾ってきましたが、延々と続きますのでこの辺で。

それにしても、種を見ていると、可愛らしさと同時に不思議な感じがします。これが、春になると根を伸ばして、葉を広げて木になるんですからね。

野鳥に食べられても消化しないで遠く離れた別の場所に落ちて、環境がよければそこで大きく育つわけです。種には生き延びるためのいろいろな知恵があります。それぞれ、遺伝子の中にプログラムされているんですね。

そんな理由で快長は種からミニ盆栽を作るのが一番好きです。樹形が多少変でもすごく愛着が沸いてきますからね。

取り出した種の植え方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
種から育てるミニ盆栽の素材|秋蒔きの方法

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種から育てるミニ盆栽の素材2|秋は公園や森で種を探そう!

ミニ盆栽の素材を実生(みしょう=発芽したばかりの
木の赤ちゃん)で作ることもよくあります。

それには種を手に入れなければなりませんが、
種は身近にけっこうあるものです。

秋の紅葉シーズンには少し森の中に入ってみましょう。

近くの公園にもあります。

快長(ブログの管理人)も、休日を利用して行ってみました。

近くの森にどんぐりが…ありました!ミズナラの種です。

すでに根を出しているのもいます。
いくつか拾ってミニ盆栽の実生苗を作ります。

秋になると、公園や市街地でもミニ盆栽
になる木の種はたくさん見つかります。

森の中は種がいっぱい

ミニ盆栽をしている人にとって森の秋は宝の山です。

強い風が吹いた後は、風で落ちた種がいっぱいあります。

そこでまず、ミズナラの木の下に行ってみます。

足の踏み場もないほど落ちていました。
今年はたくさん実がなったようです。

ミズナラ1
よく見ると、根が顔を出しているのもあります。

中には土の中に根を伸ばしているのもあります。
小さな穴があいているのもあります。

穴の大きさは直径1㍉ほど…。
これは虫に食われているので諦めます。

ミズナラ3
ちょっと引っ張ってみました。
根はけっこう長いですね。

9月の末ころに落ちた種でしょう。
根は3、4cmにもなっていました。

家を出てから森まで10分。

10個ほど拾って袋に入れます。

足元の濡れた枯葉も数枚一緒に
入れておくと乾燥しません。

次はミヤマナナカマドのある知人の庭を訪ねます…。

ミヤマナナカマド
ありました。

紅葉が進んで果肉が干せていますが、
中には種が入っています。

数個、いただいてきました。

続いては北見市の緑が丘森林公園という場所です。

この公園には様々な木があります。

秋は種がいっぱい!。

種拾いをしている人も
私だけではありません。

集めた種を写真で紹介

この公園で集めた種は5種類ありました。
ベニシタン
↑ ベニシタンです。
直径5mmほどの大きさです。

イチイ
↑ イチイの実です。
真ん中の黒いのが種です。

イチイはイチョウと同様、
雄木と雌木があって、これは雌木。

実は破れるとヌルヌルした果肉が出てきます。
食べると少し甘いです。

怪長(ブログの管理人)は、
ガキっちょのころ食べたことがあります。

まさか、ミニ盆栽の素材として集めるなんて
夢にも思っていませんでしたが…。

メギ
↑ メギです。
鈴なりというのでしょうか?きれいですね~。

この中に小さな種が4つほど入っていますが、
中には空っぽの実もあります。

さて、今年はどうでしょう。

ヒメコブシ
↑ ヒメコブシです。
普通のコブシは葉が大きくて20cmはありますが、
ヒメコブシは15cmほどです。

この辺ではあまり見たことがないのでラッキーでした!

コマユミ
↑ コマユミとニシキギの種は非常によく似ています。

快長は種で見分けることはできません。

採取した時点で分けておかないと、分からなくなります。

違いはニシキギの枝にはコルク質の羽が
出ますが、コマユミにはでません。

それ以外は葉も茎も花も同じに見えます。

どんなところに種があるの?

ヤマモミジ
紅葉したモミジやカエデは秋に紅葉します。
その木の下には種が落ちています。

写真はヤマモミジの種です。
種まで紅葉していますね。

なっているところの写真を撮り忘れました。(^_^;)

ミズナラの葉も特徴がありますね。
秋には茶色になります。

よく見ると、秋の森には枯葉に混じって
種がたくさん落ちています。

ナナカマド
↑ ナナカマドの実です。
街路樹には真っ赤に染まる
ナナカマドをよく見かけます。

低木ではニシキギやコマユミが
かわいらしい赤い実をつけています。

イチョウの街路樹もありますね。
イチョウは実のなる雌木と
実のならない雄木があります。

イチョウの実は熟して潰れると匂いがするので、
最近は雄木を選んで街路樹にしているようですが、
丹念に見ていくと雌木が見つかることもあります。

今年はイチョウはどの木にも実がなっていませんでした。

こういう年もあるんですね。

拾った種はどう処理するの?

果肉を取り除いて種だけを取り出します。

果肉が大きくても種がすごく小さいものも
あるので、よく見ながら取り出します。

取り出した種は果肉をすっかり
取り除いてから水に入れてみます。

浮いてくる種は発芽しません。

果肉をきれいに取らないと浮いてくることが
ありますから、きれいに取ってください。

種の取り出し方は難しくはありませんが、
なにせ、小さい種もありますので、
実際の取り出し方をこちらの記事で紹介します。

木の実から種をとりだしてみた|ミニ盆栽実生苗の準備

集める時に注意すること

種を集めすぎると、春になって発芽した後、
ものすごい数の実生苗ができてしまいます。

ほどほどにしておきましょう。

とはいっても、ついついたくさん
集めてしまいますよね。

快長(ブログの管理人)も実生苗が増えすぎて
管理しきれなくなって、友達にあげています。

そして気がつくと…
「あれっ?1本もなくなってしまった」
ということがよくあります。

ま、種は毎年、集められますからいいんですけどね。ハハハ…。

種のまき方はこちらの記事が参考になります。
種から育てるミニ盆栽の素材|秋蒔きの方法

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紅葉(こうよう)|ミニ盆栽のいろいろな“赤”

ヤマモミジ

今年は急に寒くなったせいかモミジ、
楓類がきれいに赤くなりました。

北海道東部、オホーツクはもう秋です。
9月27日には雪虫が飛んでいました。

庭のミニ盆栽(鉢植えですが…^^;)いろづいています。

鉢ごとお見せすると「これでも盆栽か?!」
と言われそうなので赤く染まった葉っぱだけ
お見せします。

ハウチワカエデ

ハウチワカエデ

ここまで赤くなったのは初めて見ました。

ミニ盆栽を始めてから今までハウチワカエデは
紅葉があまりきれいではないと思っていましたが、違いました。

アメリカツタです

アメリカツタ
「冬はムロに…」と言われていましたが、
屋外での越冬にチャレンジして3年目。

しっかり生きています。

来年の春は茶わんではなく
ちゃんとした鉢に植え替えますね。

ミズナラ

カシワ

いつもの年ならもっと茶色っぽいのですが
、今年の秋は赤が少し強く出ています。

地味な紅葉ですが味わいがあって
怪長(ブログの管理人)は好きな色です。

メギです

メギ

ビニールポットの中で伸び放題になって
いたのですが、きれいな色になってくれました。

来年は素焼きの鉢に植え替えて元気に育てます。

このほかにも、紅葉の赤がきれい
な木はたくさんあります。

ナナカマド、ニシキギ、コマユミ、
カツラ、ナツヅタ、ツツジ類もきれいですね。

ただ、今年はあっという間に散って
しまってチャンスを逃しました。

来年の秋にご期待ください。

今年は忙しさにかまけてあまり
手入れをしませんでした。反省です。

ミニ盆栽も手のかけ方で良
くもなるし悪くもなります。

1年サボると、取り戻すのに
数年は掛かりそうです。

間延びしてしまった枝はけっこう致命傷
になりますので…「って、自分に言え!」と、
叱られそうですね。あぁ…。

オホーツクのミニ盆栽は10月の中すぎ
になると、葉も落ちて枝だけになります。

11月になると朝には氷が張ります。

11月末になるとしばれるので、冬支度です。

怪長のミニ盆栽はこの地域の木
ばかりなのでムロは持っていません。

冬の間、ミニ盆栽達はどうするのでしょう。

参考記事はこちらです
ミニ盆栽はどう冬を越す?|まさか雪の下では…

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