盆栽と鉢植えの違いって?|ミニ盆栽にも通じる樹形の基本

これは盆栽です。

杉 Sugi (Japanese Cedar)- 盆栽美術館 – bonsai museum / Norio.NAKAYAMA

素晴らしい!

これは鉢植かも…
カラマツ2
あっ、怪長(ブログ管理人)のミニ盆栽だ…(^^ゞ

どこが違うのでしょう?
違いを見分ける視点をお伝えします。

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鉢植えとは

生き生きと育つよう環境を整え、
その植物の性質を引き出すのが鉢植えです。

草花、樹木すべてに当てはまります。

盆栽とは

自然界に生きる木の姿を鉢(盆)の中で再現し、
自然の風景を連想させるような木の姿(栽)を
つくりだした鉢植えです。

違いは、自然の風景を連想できる
姿を持っているかどうかです。

上の2枚の写真を見比べると、
違いが歴然としていますね。

最初の写真は、大木の感じがすごくします。

2枚目のは、木の姿はそれらしい
のですが、大木の感じがしません。

自然味を感じるまでには至らないですね。

なぜ違いが生まれるのか?

基本がありますので直幹の樹形で説明します。
直幹の基本
・BはAの2分の1

・CはBより短く

・DはCより、EはDより、FはEより短い

・◯は裏枝

・■は裏枝を省略できる

・●は前枝

・1の枝は正面の真横から出ている

・1の枝の高さは全体の高さの3分の1から4分1のところ

・2の枝は1の枝の反対から出ている
・2の枝は正面側に伸ばしてもよい

・3、4、5…の枝は上に行くほど間隔が短くなる
・3の枝から上は少し前後させながら伸ばす

・裏枝も左右に振りながら伸ばす

・1の枝と2の枝で見ている人を包むようにする
・真上から見て枝が全体に広がるように配置する

直幹の着目すべき点は

・根張り
幹の根元から根が八方に均等に力強く張り出しているか。

・幹の姿
根元が太く、上に行くに従って滑らかに細くなっているか。

・枝の配置
左右と前後に交互にバランスよく枝が出ているか。

・葉のつき具合
枝全体に葉が茂り、日陰になる葉がなくて効率よく陽光を受けられる姿か

・幹肌
大きくて古い木にはそれなりの幹肌を持っています。

それを再現するには長い年月を必要とします。

・樹形がかもしだす雰囲気
力強さ、優雅さ、暖かさなど風情と気品があるか…など

模様木の基本は幹の曲がりです

模様木の基本
基本の曲がりは①です。
曲がりの上と下は5:5

②になると品格が現れます。
曲がりの上と下は3:7または4:6

③はさらに曲がりと懐を増やし変化をつけています。

曲がりを2つつけると懐は3つ。
上の懐ほど小さい

重要なのは木の曲がりが1度も中心線をまたがないことです

不自然な木の典型

模様木の基本2
曲がりは付いているが、
落ち着きのない樹形。

自然の感じがしませんね。

自然の法則にしたがうようにすると
自然味が出るようになります。

模様木の着目すべき点は

・懐がバランスが良く配置されているか
幹に曲があるので懐も生まれます。

懐の大きさは下が大きく上が
小さいと安定した感じがでます。

・根張がよく、不自然さがないか
模様木の根張は直幹のように
八方に均等ではありません。

幹の立ち上がりは強く張った根の
反対側にが傾くのが自然です。

直幹・懸崖・株立ち・双幹のほか根あがりなど
特殊な樹形を除くほとんどが模様木になります。

盆栽では圧倒的に多い樹形です。

基本にこだわって無理に樹形を作ってしまうと
違和感のある盆栽になることもあります。

ミニ盆栽だと木も鉢も小さいので、
もっと自由に樹形を楽しむことができます。

まずは基本を知った上で、自然な姿になるよう
計画的かつ臨機応変に樹形を作ることが大切です。

口で言うのは簡単ですが、
実際には思い通りにはなかなかいきません。

豊富な知識と経験、熟練、情熱が必要になります。

自然が相手ですから計画通りに行かないのが普通です。

むしろその方が面白いのかもしれません。

それでも、いつも基本を意識
しながら盆栽を作っていると、
ちょうどいいところから新芽が出たり、
思わぬ時に素晴らしい素材に出合って
感動を与えてもらえることも多いのです。

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ミニ盆栽って木をいじめてるの?|森に答えがあります

カナダ人の友達が、初めて作ったミニ盆栽をフェイスブックで紹介したところ、
「木をいじめてる」という反応がけっこうあったそうです。
複雑な表情を浮かべた友達…。
ミニ盆栽って木をいじめてることになるのでしょうか?
そう言いたげでした。

怪長(ブログの管理人)が子どものころ、
隣のおじいさんが盆栽の手入れをしているのをよく見ていました。

・針金をかけて枝を曲げたり
・葉をはさみで全部切って丸坊主にしたり
・鉢から木を抜いて根をバサバサと切っていたり
・枝をバツンと切ったり

子どもの目には木をいじめているようにしか見えませんでした。

・針金をかけて枝の向きを変えるのは葉に日光を十分にあてるため
・葉を全部切るのはモミジの葉刈りで、小枝を増やすため
・根を切るのは植え替えして根を健康に保つため
・枝を切るのは、徒長した枝の整理して樹形を整えるため

でした。

いじめているという反応の多くは、
木は自然の中で生きるべき、との考えに基づくようです。

それも一理ありますね。

では自然の森の中ではどんなことが起きているのでしょう。

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日陰の木は淘汰されている

大きな樹の下には小さな木があります。
木の陰で僅かな光でかろうじて生きています。
大きな木が枯れて倒れると、光があたって伸び始めますが
木の寿命は数十年から長いものでは千年。
足元で枯れていく木がたくさんあります。

日陰の枝も淘汰される

樹の枝は光の当たる方へ伸びていきます。
陰になった枝には光が当たらず、葉が枯れます。
葉が枯れると枝も枯れ、やがて折れて落ちていきます。

長く伸びた枝は下を向く

長い枝は自分の重みで垂れ下がっていきます。
そうすることによって、光が当たりやすくなります。
1本の木がより多くの光を浴びようとすると、下の枝は長く垂れ下がります。
上の枝に覆われてしまわないように自然にそういう形をつくります。

自然の力は針金どころではない

冬になると雪が積もります。
ひ弱な枝は春までに折れてしまい、消えてなくなります。
折れなかったとしても大きく曲がってほかの枝に隠れて枯れていきます。
幹が細くバランスの悪い木は、幹ごと折れてしまいます。
風で倒れたり、大水で根がむき出しになることもあります。
厳しい寒さで凍結し、一瞬で幹が裂けることもあります。
山に残るのは自然の力に耐えた強い木か自然の脅威にさらされなかった木だけです。

種の大半は芽を出さない

大きなカシワの木の下には、秋になると地面を覆うほど実が落ちます。
何万個の世界ですね。

しかし、春になって芽を出すのは1割あるかなぁ~。
ほとんどの実には1ミリに満たない小さな穴が1個開いていて
中は虫に食われてボロボロになっています。

芽を出した木のうち、数十センチに育つのは数本。
それも大木の陰になり、そう簡単には育つことはできません。
そのうちに、虫に食われて枯れます。

離れたところから森を見ていると
自然が木にとって過酷なものには見えませんが、
実際のところ自然は想像よりはるかに厳しいものです。

それと比較すると、盆栽として生きる木は過保護なほど人間が環境を整えています。

もちろん人間が手入れを放棄したり、
亡くなってしまったら木も枯れてしまいますが、
それもまた自然の成り行きかもしれませんね。

木は常に無言

木がどう思っているのか…なんて考えても木から答えが返ってくることはありません。
木が生きる上では人間に伝えるものはなにもないということです。
人間がどう考えようと木は関知せず、ひたすら生きるだけなのではないでしょうか。

盆栽をする人間もひたすら手入れをするだけです。
無知による失敗は付いて回ることかもしれませんが、
人間の都合を優先させず木と向き合っていけば良いと思います。

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種から育てるミニ盆栽の素材|秋蒔きの方法

散歩中にミヤマナナカマドの実を発見しました。

我が家の庭ではありませんが、運良く持ち主がいました。
「きれいですね~」と声をかけて世間話をした後に
実を数個いただきました。それから9年…

ミヤマナナカマド
今、こんなミニ盆栽になりました。

種から育てるのも楽しいものです。
秋になったら、種を集めてきてミニ盆栽の素材を作ってみましょう。

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公園や歩道の街路樹、近所の庭…種は身近なところにあります。

自宅の庭にもこんな実がなります。
ノブドウです。
ノブドウ実1

ツルウメモドキもあります
ツルウメモドキ

集めるとこんなにもたくさん。
実2
オレンジ色の種はニシキギです

こちらの記事もどうぞ
種から育てるミニ盆栽の素材2|秋は公園や森で種を探そう
木の実から種を取り出してみました|ミニ盆栽の実生苗の準備

種を蒔く手順

果肉は取り除いて種を出します。
取り出した種は水に沈むものを選びます。

果肉が種に付いていると浮いてしまうことがあるので
きれいに取り除きましょう。

あまりたくさんの実を集めると、種の数も多くなります。
全部蒔いてしまうと、翌年の春はとんでもないことになります。

つまりものすごい数の素材ができるからです。

せっかく芽が出てきたのですから全部ポットに移して
育てたくなるのが心情ですよね。

すると、ポットの数も膨大になって2、3年で数百にもなってしまいます。
※怪長(ブログの管理人)の場合ですが…^^;

先のことを考えて種を蒔くといいと思います。

秋の種まき
蒔き終わったらじょうろで水をやって
ほかのミニ盆栽と同じように管理します。

身近で採取した種は、もともとその地域で冬を越しますから種だからといって特別なことをする必要はありません。
※寒い地域にお住まいの方はこの記事が参考になります
ミニ盆栽はどう冬を越す?|まさか雪の下では…

種を蒔く際の覆土の深さは種の1~2個分です。
小さい種なら浅く、大きい種ならその分深く植えます。

浅く蒔き過ぎて種が見えるようだと乾燥してしまうことがあります。

肥料を与える必要はありません。

翌年の春には芽が出てきます。
最初の年は種自体が養分を持っているので急に生長します。

子葉が出た後、本葉がでます。
本葉がしっかりしてきたら鉢から抜いて1本ずつポットに移します。

苗の根を見て、細い根が十分にあるようでしたら太い根を切っておきます。

実生の場合、幹に曲がりがなくまっすぐに伸びるので、
植え替える際に細いニュウム線で軽く曲がりをつけておくといいですね。

実生の素材は手軽に大量に作ることができますが、
デメリットがないわけではありません。

元の木と同じ性質にならないことの方が多いのです。
樹高の割には幹が細いので、
幹の太い貫禄のあるミニ盆栽を作るには時間をかける必要があります。

ツルウメモドキのような雌雄のある木の場合、
雌雄が判断できるまでには数年かかることもあるので

そういう場合は挿し木でクローンを作るほうが確実です。
参考記事はこちらです
挿し木で作るミニ盆栽の素材|ツルウメモドキ

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ミニ盆栽の樹形を決める一の枝|役枝ってなに?


黒松 羽衣の舞 Kuro-matsu “Hagoromo-no-mai” (Black Pine) – 盆栽美術館 – bonsai museum / Norio.NAKAYAMA

素晴らしい盆栽ですね~。なぜこんなに素晴らしいのか。
それは盆栽の枝が、それぞれの役割を果たしているからです。
重要な役割のある枝を役枝といって、名前がついています。
さて、どんな名前と役割があるのでしょう

枝の名称は

模様木絵2-1
一の枝(左一の枝):長く伸びていれば差し枝と呼ぶ
二の枝(右一の枝):受け枝と呼ぶこともある
三の枝(左二の枝)
四の枝(右二の枝)
樹冠部      :見ている人に少しおじぎをする感じ

下から単純に一の枝、二の枝、三の枝…と呼ぶことがあります。
樹の幹を中心に左右に分けて
右一の枝、左一の枝という呼び方をすることもあります。

いずれにしても、枝の呼び方を決めておかないと、話が噛み合わなくなりますよね。

枝の役割とは…

枝に名前が付いているのは、話が噛み合うようにするだけではありません。
それぞれの枝が樹形に果たす役割を持っているので、名前をつけて役割を明確にしています

枝は下の枝ほど長く、上の枝ほど短くなっています。
日差しをより多く受け止めるために自然にそうなるのです。
それが盆栽の自然で力強い樹形を生み出します。

一の枝は一番根元に近い枝なので、通常は長く伸びています

これを差し枝と呼びます。
差し枝は一番太い枝で、樹形に最も影響のある枝です。
盆栽の命と言ってもいいかもしれません。

差し枝のない木の代表といえば…

車道と歩道の間に植えられている街路樹ですね。
怪長の住んでいるまちの街路樹は
どれもヤシの木みたいに剪定されちゃっています。
剪定とは言わないかもしれませんね。

あ、話がそれてしまいましたね。

差し枝とは反対方向に伸びている二の枝は
受け枝と呼ぶことが多いです。

差し枝とのバランスをとっていて、これも重要な役割ですね。
差し枝が枝の主役だとすれば、受け枝は名脇役と言えるでしょう。

さらに上に行くと「三の枝」「四の枝」と続きます。
それぞれ、奥行きを創りだす役割を持つこともあります。

このほかには食いつき枝というのがあって
幹にしがみつくように出ている短い枝です。

四の枝が食いつき枝になっている盆栽もあります。

一番上が樹冠部と呼ばれ
見ている人の方に少しお辞儀をするような傾きを持たせることもあります。

こうした枝がそれぞれの役割を果たすと
盆栽は素晴らしい樹形になります。

こだわり過ぎると自然味が損なわれてしまうので
もともとの枝ぶりに、逆らわないようにするといいですね。

枝の役割を意識しながらもこだわリすぎず、
個性を活かしたミニ盆栽がたくさんあります。

枝の役割を覚えておいて、
それを参考にしながら樹形をつくっていくと
自然な感じの良いミニ盆栽に仕上がると思います。

枝ぶりを整えるときには
木を真上から見ることも忘れないようにしましょう
正面から見ると二等辺三角形の形をしていますが、
上から見ると楕円形になっていて、
影になる枝がなく、日光をたくさん受けられるように広がります。

怪長(ブログの管理人)は、最初のころ役枝にこだわり過ぎていたので
ムリヤリ感のあるミニ盆栽になっていました。

カラマツ2
怪長のミニ盆栽です

はじめは気が付かなかったのですが、素晴らしい盆栽を見ているうちに、自分のミニ盆栽が「なんかへんだなぁ」と感じるようになってきました。

今は、枝が徒長しないよう、細かい枝が増えるように
気を使いながら作っていますが、なかなか時間がかかります。^^; ヘヘヘ

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ミニ盆栽を枯らす原因ベスト5|最も多いのは乾燥

気に入ったミニ盆栽を枯らしたことがあります。
1鉢や2鉢ではありません。三桁まではいきませんが…。
原因は次の5つに集約されます。

“ミニ盆栽を枯らす原因ベスト5|最も多いのは乾燥” の続きを読む

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肥料のやり方|ミニ盆栽を元気にするには

盆栽では肥料をやります。不足する養分を補うというのが基本ですので、必要以上に肥料を与えないようにしましょう。木を弱らせる原因になります。どのような肥料を、いつどれくらい与えるのかメリットとデメリットをお伝えします。

固形肥料と液体肥料

盆栽に使う肥料には固形肥料と液体肥料があります。
固形肥料は、油かすを主体にした有機肥料が一般的に使われます。
成分が水に解けて徐々に用土に浸透し、ゆっくりと効果を発揮します。

液体肥料は有機物が分解される過程を省いたのと同じですから
成分がすぐ根に吸収され、即効性があります

どちらを使っても良いのですが、
それぞれメリットとデメリットを知ってから使うと失敗しないですみます。

なぜ肥料を与えるのか

自然の木は人間から肥料を与えられることはありません。
微生物が枯れ葉を分解して木に必要な養分をつくるのでその必要がありません。
ところがミニ盆栽では鉢の中で自然界のような生態系のバランスを取ることが難しく、
肥料で不足した成分を補う必要があります。

鉢の中の根と微生物、水、養分が上手くバランスを保っていると
木は自然は元気になるので、植え替え、剪定、水やり、鉢の置き場所など
良い環境を整えることができれば、肥料の必要もなくなっていきます。

とは言っても理想的な環境を作るのはなかなか難しですから、
必要最小限の肥料を与えるようにしましょう。

肥料を与える時期と分量

理想の時期は夏の終わりの8月中旬から休眠期前までです。
葉が枯れて紅葉し始めるころには固形肥料を取り除きます。
液肥なら与えるのをやめます。

春から夏になるまで与えることもあります。

分量は、固形肥料なら固形肥料と鉢の大きさにもよりますので一概には言えませんが、
例としてグリーンキングの場合は、
5号鉢(直径15㎝)だと小さじ1~1・5杯(5~10粒)程度です。
鉢が小さいほど量を減らします。

樹の根元には置かず、鉢の縁に近い方に置きます。
根の先端が鉢の縁に向かって伸びているからです。
1~2ヶ月で新しいものに取り替えます。夏の間は取り除きます。
道具6
液肥の場合、怪長(ブログ管理人)はハイポネックスの原液を2000倍に薄めて使っています。濃くすると効果があるように感じますが、肥料のやり過ぎになるので希釈倍率は薄めの方がよいです。

7~10日に1回、水やりの代わりに与えます。

肥料を与えない時期は?

冬の休眠期は与えません。
根が活動していないので意味がありません。

夏の暑い盛りも肥料を与えません。
夏は光合成が盛んに行われるので栄養過多になります。

植え替え時期や剪定をした後は肥料を与えません。
この時期に肥料を与えると木が弱ることがあるので2週間ほど肥料をやらないでいます。

木が弱っている時も肥料を与えません。
植え替えや剪定をして肥料に頼らず、環境を整えることが先決です。

肥料を与えるメリットとデメリット

肥料を与えることで木が元気になるのがメリットですが、デメリットもあります。
次のようなものです

  • 人間が肥料に頼るようになる。
  • 肥料を与え過ぎて木を弱らせることがある

肥料をやるコツ

  • 控えめに与える。
  • 肥料に頼る前に植え替え、剪定を適切に行なって肥料に頼らない木の健康づくりに心がける。
  • 夏と休眠期は与えない
  • 即効性の液肥は薄める倍率を守る。濃くしない。

肥料を有効に活用して、ミニ盆栽を楽しみましょう

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ミニ盆栽を枯らす初心者の失敗例|やってはいけない7つのこと

ミニ盆栽を始めようと思っている方が
失敗しやすい事例を紹介します。

怪長(ブログ管理人)の失敗談もあります。
ちょっと恥ずかしいですが ^^; 

もし、あなたが同じことをしていたら…
大切なミニ盆栽を枯らてしまうかもしれません。

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1 鉢に庭の土や畑の土を入れていた

鉢底の穴に石を挟んで畑の土を詰め込んでいました。

畑の土なら栄養もあるし、木はすぐ大きく
なるだろうと思っていました。

ところが、1ヶ月ほどで枯れました。

初めて盆栽を作ろうとして怪長が一番先にやった失敗です。

原因は根腐れです。根が小さかったのも原因です。

盆栽には用土(ようど)という盆栽専用の土を使います。

用土は

  • 通気性を保つ
  • 水分を保つ

という2つの重要な役割を同時に果たしてくれます。

主に赤玉土(あかだまつち)と
砂(火山れき)を調合して使います。

木の種類や日当たりなど鉢を置く環境
によって調合を変えて使います。

カテゴリーの「用土」にある3記事が参考になります

2 根が小さいのに木は大きいまま

山から採取してきた木や庭にあった幼木を
抜いてミニ盆栽の素材にしました。

根を鉢に入るサイズに切ったまでは良いのですが、
木はそのままの大きさでした。

植えたの木よりも根が小さかったのです。

初めて作った10鉢は、ことごとく枯れてしまいました。

根元から上の木と根はほぼ同じボリュームに保つのが基本です。
根を切って小さくしたら、木もほぼ同じボリュームに切り詰める必要があります。

ミニ盆栽用の木の準備
ミニ盆栽は難しい?|3つの基本を知れば簡単
が参考になります。

3 寒そうだからと盆栽を家の中に入れる

寒い時期に盆栽を家の中に入れると枯れます。

必ず枯れるというわけではありませんが、家の中で
盆栽が好む環境を維持するのは難しいのです。

暖房がきいているため乾燥しやすくなります。

じょうろで水をやるわけにもいかず、
つい霧吹きで水分を与えてしまいます。

一見みずみずしくても、鉢の中では
水不足や酸欠が起きやすくなります。

木は水分と同時に根の周囲に酸素が必要なので、
鉢に水を通す必要があります

ところが、始めたばかりの方は
その点に気づかないことが多いのです。

夏も「暑そうだから」と言って冷房の効いた
部屋に入れると乾燥してしまいます。

4 雨が降っているから大丈夫と思う

体調が悪い日とか、二日酔いで寝坊した時は
朝の水やりが辛いこともあります。

ちょうどよく、雨が降りそうな空。

怪長も「今日の水やりは天気に任せよう」
そう思って大失敗したことがあります。

降ると思っていた雨は降らずに
午前中から晴れてしまいました。

仕事を終えて自宅に帰った
時には葉が縮れていました。

それ以来、小雨の中でも水やりは欠かしません。

カテゴリーの水のやり方」にある2つの記事が参考になります

5 受け皿に水を張り、その上に鉢を置く

ミニ盆栽をいつも側に置きたくて、この方法を思いつき、
会社のデスクの上においておきました。

最初の1ヶ月はあまり変化はなかったのですが、
次第に弱り、最後は枯れてしまいました。

盆栽を水に浸したままにしておくと
通気性が悪くなって根が弱ります。

6 鉢を石やコンクリートの上に置く

石やコンクリートの上に鉢を置くと
一見、見栄えがすることもあります。

ところが、
日差しで石やコンクリートが暖められ、
非常に乾燥しやすくなります。

コンクリートからの輻射熱(ふくしゃねつ)は
葉の裏や幹、枝にも当たるので思った以上に
乾燥しやすくなります。
ミニ盆栽は置き場所が肝心|西日を避ける理由?が参考になります

7 肥料をやり過ぎる

肥料をやり過ぎると根が弱り、枯れる原因になります。

肥料をやると大きく育つと思いがちですが、
基本的には肥料をやる必要はありません。

鉢の中で不足しがちなチッ素、リン酸やカリなど
必要な養分を補って木の健康を保つという考え方で十分です。

肥料のやり方はこちらの記事を参考に
肥料のやり方|ミニ盆栽を元気にするには

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苔はミニ盆栽に必要?それとも不要?|メリットとデメリット

ミニ盆栽に苔(コケ)を使う人と使わない人。

怪長(ブログ管理人)の仲間には両方います。

本当のとのところはどうなんでしょう?
苔はミニ盆栽に必要なのか、不要なのか…?

苔はミニ盆栽の見栄えを良くする

苔を張るとミニ盆栽はみずみずしく見えて、
とても見栄えが良くなります。

観賞価値が1ランク上がるのが苔のメリットですね。

自然の中で生きる木の根元のには草が生えて
いますからその雰囲気、自然な感じが増すわけです。

小さい盆栽ほど苔を使うと素晴らしく見えます。

ちょっと頼りない木でも苔を使うとミニ盆栽全体
にアクセントが生まれますね。

ミニ盆栽ができあがっても
「苔を張らないと完成した気分にならない」
という人もいますね。

その気持ち、すごく良く分かります。

怪長も一時、苔に夢中になりました。
ミニ盆栽を作る前にはまず、苔を探して歩いたものです。

盆栽の展示会で見る素晴らしい盆栽は、苔をうまく
利用して、観賞価値を高めていますよね。

ではなぜ「ミニ盆栽に苔を張らない」という人が
いるのでしょう?

苔のデメリットは2つある

・鉢が乾いたかどうか分かりにくい
・水が鉢に通りにくく、水やりしたつもりになる

苔はミニ盆栽を枯らす原因になることもある
ということです。

鉢が乾いたかどうかがわからない

ミニ盆栽に水をやる理想的なタイミングは
用土の表面が乾いた時です。

ところが、苔が鉢を覆っていると乾いているか
どうかが分からず水やりのタイミングを見過ご
してしまうことがあります。

水が鉢に通りにくい

苔は水をたくさん吸い込みます。

保水力が高いので水をたくさんやったと錯覚
してしまいます。

水を十分にやっても、水が底の穴から通り抜けた
後は、土より苔の方が水を多く含んでいるので
根が苔に向かって伸びてしまいます。

koke2

苔で覆われた鉢から苔を剥がしてみました。

koke3

根の先が鉢の縁にありますね。

根が上に伸びると鉢と苔の間に根を張ってしまいます。

苔が乾いた時には根の先端が乾燥して枯れてしまい
ますから、木を弱らせる原因になります。

苔のデメリットを解消

苔にデメリットがあるからといって、嫌うことも
ありません。

koke5

苔を張るときは鉢全体を覆うのではなく、木の周り
だけとか鉢の一部とかにするといいですね。

鉢の縁には苔を張らず用土が見えるようにしておく
のもいいです。

koke4

苔が全面を覆うようになったら、縁だけ剥(は)がします。

見栄えは少し落ちますが2年ほどこのように苔を
剥がしたりしていると、植え替えの時期が来ます。

その時に、苔を張り直すか、自然に苔が生えるのを
待つのもいいですね。

まとめると

  • 苔はミニ盆栽の見栄えをよくする
  • 鉢が乾燥しているのが分かりにくい
  • 水をやったつもりになる
  • 根が上にのびて木を弱らせる
  • 苔が全面を覆わないように工夫する

ということで、
うまく苔とつき合っていきましょう。(^^)

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ミニ盆栽は難しい?|3つの基本を知れば簡単

ミニ盆栽は簡単だと思ったけれど難しい―。
そんな声をいただきました。

怪長(ブログの管理人)も20年近くやっていますが、
分からないことだらけです。

とは言っても基本的なことは分かるようになったので
分からないことは、そのつど調べれば良いことです。

もしあなたがミニ盆栽は難しいと感じるなら、
3つの基本的なことを知ってください。
これが分かれば、あとは木が無言であなたに教えてくれます。

その3つとは…

“ミニ盆栽は難しい?|3つの基本を知れば簡単” の続きを読む

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ミニ盆栽の三幹仕立て|同種の幼木が3本あればOK

10㎝程度の小さな木を3本手に入れたら、
どんなミニ盆栽をつくることができるでしょう。

3つの仕立てが考えられます

それぞれ1本ずつミニ盆栽にする
1本でひと鉢、残り2本で双幹仕立にする
3本まとめて三幹仕立にする

それぞれ1本ずつミニ盆栽にする

3本とも幹に曲がりがついていたり、くせがある場合は
そのくせを活かして、それぞれ独立したミニ盆栽をつくるのもひとつの手です。

木の高さの割に幹が太い場合は、独立したミニ盆栽に向いています。

例えば、草刈りといっしょに幹の途中から刈り取られた木は、
意図しないところで強剪定をされたことになります。
そうして生き残った木は一見、不格好でも
数年経つと枝ぶりが変わりますから、面白い素材と言えます。

根をなるべく小さくしないで
1本ずつ素焼きの仕立て鉢に植え替えして
2、3年様子を見るといいとおもいます。

すぐにミニ盆栽にする場合は、
どんな樹形にしたいかよりも
どんな樹形が向いているかを優先して考えます。

樹形の整え方や、色々な樹形の記事がありますので
樹形のカテゴリーページからのぞいて見てくださいね。

どんな樹形になるのかを想像するにはまず、根張りを見ます。
根が同じような強さで四方に伸びていれば直幹向き。
片方が強く張り出し、片方が弱い場合は
幹は弱い方に傾くので斜幹か模様木を想像するとよいですね。

樹形はこちらの記事にあります
ミニ盆栽樹形のいろいろ|よくみる樹形
ミニ盆栽樹形のいろいろ|変わり種の樹形

1本でひと鉢、残り2本で双幹仕立にする

3本の木1
双幹にする場合は、樹高が高い方を主幹、短い方を副幹にします。
コツは、主幹の傾きを副幹側に寄せるてややかぶさる感じにすると
仲の良い夫婦のイメージが出来上がります。

主幹と副幹が双方違う方向を向いていると、
なんとなく覚めた感じで温かみが損なわれてしまいます。

鉢は浅めの楕円鉢が似合いますが、
乾きやすく不安定なので根が増えて安定するまで
素焼きの仕立鉢に植え替えるほうが無難です。

植え付ける位置は真上から見て、
真ん中には植えず中央から奥側で左右に少しずらすと、落ち着いた感じになります。
2本のうち外側に主幹を置くのが普通です。
逆だと、これも落ち着きのない感じになります。

3本まとめて三幹仕立てにする

どの木もそれほど曲がりや癖がなく、幹も細い場合は
3本まとめて1つのミニ盆栽をつくるとよいですね。
3本の木2
1本だけ短いのがあるときは、子持ち双幹という感覚になります。

3本のそれぞれの位置ですが、
これも中央には置かず奥側で左右にずらして主幹を置き、2本の副幹を並べます。

上から見て一直線に並ばないように、
正三角形や二等辺三角形にならないようにした方が自然な感じがします。

3盆の木を一つの鉢に植えるのは意外に難しいですね。
少し時間がかかりますから、根が乾かないように注意しましょう。

最初は、イメージを持って素焼きの仕立て鉢に植え付けるのが良いです。
2年後には植え替えの時期が来ますから、それまでに根と小枝が増えて木の形も変わります。
植替えの時に改めて考えるといいですね。

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