梅の盆栽 花が咲いた後は‥‥どうする?

「梅の盆栽、花が咲いた後はどんな手入れをしたらよいのでしょう」こんなご質問がありました。次の年も花を咲かせるために、まず最初にすることは‥‥萎れた花をみんな摘み取ってしまうのです。あぁ‥( ;∀;)‥‥でも、とても大切な作業なのです。

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花が終わったら摘み取る


▲花をぜんぶ取った状態

梅の花は、桜のようにパッと散らず、
萎れたままくっついています。

花が終わりかけて萎れてきたら、
くっついている花をみんな手で摘み取ってしまいます。

つけたままにしておくと
実が成って木に負担がかかるので、
樹勢が落ちないようにするためです。
 
 

花を摘んだら枝の剪定

 

▲伸びてほしい芽の上で切る

花を摘み取って枝だけになったらせん定をします。

最初に枯れた枝を切ります。

次に、枯れていない枝をよく見て
小さい芽がついていない枝を切ります。

芽がついていない枝は葉が出ないまま
そのまま枯れてしまうので切ります。

その次は、
緑の枝を見ていきます。

小さな芽がついていますので
緑の始まりのところから数えて
2つか3つめの芽の上5ミリくらいのところで切ります。

「2つなのか3つなのかどっち?」
ということになりますが、

伸びてほしい方向の芽の上で切るので
伸びてほしい芽が2つめなら2芽を残す、
ということになります。

1芽残して切ってもいいですが、
そこから枝が出ないと、あぁ‥( ;∀;)

つまり、その枝が枯れてしまいますから
2つか3つという感じです。

ポイントは
・伸びた先が交差しないようにする
・強く伸びそうな枝と、弱くて伸びなそうな枝は切る

あとは、
全体の樹形を見ながら
「こんな感じかな‥‥」と
枝を整えていくとOKです。

その作業が終わったら
花後の最初のせん定はおわり。

緑色の枝が3センチほどになった状態です。

なるべく早く肥料をあげます。

花後、すぐにあげる肥料を「礼肥」といいます。

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最初のせん定が終わったら

 
梅の植え替えは1~2年に1度なので、
植え替えの年を迎えている鉢は
最初の剪定をした後に植え替えます。

元気な木だと、
その後、1カ月くらい経つと
新しい芽が伸びてきます。

5センチから10センチくらい伸びます。

その枝もせん定します。

伸びたところから葉を数えて
3枚めの上、5ミリほど残して切ります。

枝から芽が伸びていないのもありますが、
枝の付け根の前年枝から芽が吹いていればOK。

葉のない枝を切っておきます。

その後も、次々と伸びてきますから
伸びてきたら同じように葉を3枚残して切ります。

これは樹高が20センチくらいの木の場合です。

もう少し大きい木や、
伸ばしたい枝があれば
4枚とかで切ってもよいです。
 
 

夏にかけて枝がまた伸びる

 

▲3枚目の葉の上で斬り、新しい芽を摘んでいきます

2回めのせん定をした後も、
夏にかけてまた枝が伸びますから、
枝の根元の小さい葉は数えないで大きい葉3枚を残して切ります。

その後、勢いよく伸びる枝は
同じようにして切りつめます。

こうして「伸びたら切る」を
繰り返していくと、切ったところから
新しい枝が増えていきます。

このまま、秋まで肥料をあげて元気に育てると
花芽ができてきます。
 
 

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剪定の理由と方法4・樹形を整える

 

これまで、剪定する理由を3つ紹介しました。

・忌み枝を切る
・枝を増やす
・木を強くする

でしたね。
木を強くするというのは

枝葉の勢いをそろえて
みんなで光合成をすると
木全体に力がついて病気になりにくなり、
害虫もつきにくくなる、というお話でした。

今日は剪定する理由と方法の最終回、
「樹形を整える」です。

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適当に枝を切っていると変な格好になる

怪長も、最初のころは「樹形」なんて
気にもとめず、適当に枝を切っていました。

適当に切っていると
最後はすごく違和感のある
形になってしまいますよね。

盆栽を見た時の違和感って
いったい何なのでしょう。

それは、
自然の法則とかけ離れた
枝ぶりや木の形だと思います。

盆栽は芸術と言われます。

でも、それ以前に
自然の木の姿を再現し、
自然の風景を連想させる鉢植え。

ということが言えると思うので
まずは、自然の木の姿を知ることが
とても大切になります。

盆栽の樹形には理由がある

樹形には

・直幹
・斜幹
・模様木
・文人木
・懸崖
・筏吹き

など、たくさん種類がありますが、
どれも自然がつくり出した樹形です。

どの樹形にも、なぜその形になるのか
という理由がそれぞれにあります。

例えば、崖に根を張る懸崖は
上は空、下は谷底ですよね。

真上に枝を伸ばすのは難しく
水平に伸びた枝は、枝の重みや
雪の重みで自然に下に垂れ下がります。

普通の木は、
根よりも高いところに木の先端がありますが、
懸崖は根よりもずっと低いところにあり、
さかさまになった状態ですよね。

普通は根に一番近い枝が長く伸びるのに
懸崖は逆で、根から一番離れた枝が長い。

そうすることによって、
崖に張り付いた木でも
太陽の光を効率よく浴びることができる。

というわけです。

要らない枝はどれか?

実際に、
樹形を整えるせん定をするときは
自然が作り出した「樹形の訳」を
考えてしまって、手が止まったりしませんか?

怪長も迷うことは良くあります。

そんな時に考えるのは
いらない枝はどれか? です。

いつまでも
考えてばかりいると
枝が伸びてしまいますから、

あまり深く考えないで
自由に楽しく‥‥を優先します。

でも、
切ってから「あ”‥」なんてことも
ときどきはありますけどね。

やっぱり、

自然の木を眺める
展示会に行って優秀な盆栽を見る
本やネットで素晴らしい作品を見る

そうして目を養っていくことも大切です。

盆栽が好きな方なら
きっと、いろいろご覧になっていると思います。

木が育つにも
人間の目や感覚が育つにも
時間がかかりますので
気楽に楽しみながらやっていきましょう。

質問・回答コーナー

【Q】夏は肥料を与えないと、よく聞きますが、
なぜ肥料を与えないのでしょうか?

【A】
夏は葉の温度を維持するために、葉の気功を開いて
水分を発散させ、温度を下げなければなりません。

大量に水を必要とし、エネルギーも使います。

そこで木が考えたのは「ちょっと居眠り大作戦」です。

木の生長を控え
根の方は栄養の吸収を抑えます。

中には完全夏季休業の木もあります。

光合成が活発に行われるので
肥料をやると栄養過多になることもあり、
結果的に木を弱らせることになるためです。

ビールを飲み過ぎ、焼き肉を食べ過ぎた
怪長のように胃の調子が悪くなってげんなりします。

 

夏は熱射病にならないように十分に水分を摂り、
胃腸を整えるのが健康維持の秘訣かもしれません。

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剪定する理由と方法3・木を強くする

これまでのミニ盆栽通信では
剪定する理由を2つ紹介しました。

・忌み枝を切る
・枝を増やす

でしたね。

剪定の目的はあと2つあります。
そのうちの、ひとつが今日お伝えする
「木を強くする」です。

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剪定したら木は強くなるの?

忌み枝を切ると、枝振りは少しスッキリします。

枝の先端を切ると、新しい枝が増えてきます。

新しい枝には忌み枝もありますから
それも切ります。

これをくりかえすと、木はこんもりして
たくさんの枝と葉をつけるようになり、
形も整ってきます。

ところが、枝葉が増えると
困ることが2つ出てきます。

ひとつは
風通しが悪くなる、ということです。

もうひとつは、
勢いの強い枝と弱い枝ができてきます。

風通しが悪いと、害虫が付きやすくなります。
枝葉が増えると害虫の発見もしにくくなります。

剪定には、
込み入った枝を整理して風通しをよくし、
害虫が付きにくくするという目的があります。

強い枝の勢いを抑えてみんなでパワーアップ

勢いの強い枝と弱い枝は、
葉の大きさでだいたい見分けが突きます。

勢いの強い枝は、高く、広く伸びて
大きな葉をつけます。

つまり、

木の外側にある葉は、勢いの強い枝の葉。

勢いの弱い枝は葉は
その陰に隠れてしまいがちです。

小さい葉が大きな葉の陰になって
光合成がなかなかできません。

自然の木は強い枝をどんどん伸ばすことで
木を強くしていきます。

ところが、盆栽は鉢の中で育ちますから
自然の木と同じようにはなりません。

強い枝がどんどん伸びると、
鉢で育つ盆栽はかえって弱ってしまいます。

そこで、強い枝の勢いを抑えて
弱い枝に光が当たるようにします。

弱い枝や葉にも光が当たることで
木は、栄養をより効率的に作ることができ
木全体の力がついてきます。

つまり、木は強くなっていきます。

木が強くなることによって
病気になりにくく、害虫もつきにくい。

そういう、相乗効果が生まれてきます。

自然の木はできるだけたくさんの葉で
養分を大量に作り木を強く大きくしていきます。

そのために、勢いの強い枝を優先的に伸ばします。

ところが小さい鉢で育つ盆栽は
みんなの力で効率よく養分を作りながら
強くなる必要があるのです。

そんなに枝を切って大丈夫?

剪定をしているところを見ていて
「そんなに切って大丈夫‥」
と思ったことはありませんか?

根がしっかりしていて
木に元気があれば
かなり切っても大丈夫です。

・切った後から新しい葉が出てくる
・小さな葉にも光を当てる
・風通しを良くする

といったことを意識して
剪定できるようになると
素晴らしい盆栽に一歩近づいていきます。

次回は 
剪定の理由と目的の最終回になります。

剪定の4つ目の目的は、「樹形を整える」です。

質問・回答コーナー

【Q】梅の実がなっています。
種を植えて育ててみたいのですが‥‥

【A】一番シンプルな方法です。

種の処理

実が落ちるまで待ちます。

落ちたら拾ってきて
果肉をぜんぶ洗い落とします。

怪長は使い古しの歯ブラシでカシカシと‥

蒔き方

そのまま蒔く

大きめの鉢に赤玉土と桐生沙をいれ、
種のとがっている方を下にして埋めます。
(赤玉土6:桐生砂4程度 ※赤玉土のみでもいいです)

深さは1cmくらい。種の厚さと同じくらい用土に覆われていればOKです。
あとは、乾燥しないように毎日、水をやって屋外で管理。

冬を越して春に芽が出ます。

冬を越さないと芽が出ないので、気長に待ちます。

冬になってから家の中に入れると発芽することがあります。
その芽はひ弱なので、春になって外に出すと途端に枯れます。

※用土は鹿沼土でなければいいです。酸性の土でなければOK。
赤玉土は弱酸性で保水力もあるので安心です。

種は乾燥するとアウトです

乾燥すると、発芽しません。

寒さ(冬)を感じないと
春が来たとは思わないので芽が出ません。

発芽率は50%くらいだとおもいます。

30個蒔いたら10~15くらい発芽すれば上出来だと思います。

怪長はもっぱらこの方法です。

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剪定する理由と方法2・枝を増やす

▲錦松の新芽(みどり)放置するとどんどん上に伸びる

前回の剪定する理由と方法1では、
忌み枝を見つけたらすぐ切ってしまいましょう、
というお話でした。

放っておくと変な格好になるからでしたね。

忌み枝と呼ばれる枝は11種類もあって
覚えるのが大変ですが、分かってしまえば、
すぐ気がつくようになります。

で、

今日は、剪定をする理由の第2回
枝を増やすための剪定のお話です。

では、さっそく行きましょう!

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自然の木は上に向かって伸びる

と、言いたいところですが、

その前に、

知っておいてほしいことがあります。

それは、もともと木が持っている
第1の特性です。

木には特性がいくつかあって

そのひとつが

光に向かって伸びる特性です

木はまず上に向かって伸びようとします。
太陽の光に向かって伸びるわけです。

放っておくと、
どんどん高く伸びていきます。

低いところにある枝も、
日陰にならないように
光を求めて横に伸びます。

いつも光の当たらない枝は
養分を作ることができないので
根からの栄養も途絶え枯れていきます。

すると、勢いの強い枝がさらに伸び
最終的には大きな木になるわけです。

では、どこが伸びるかと言えば、
枝の先端です。

そこが光に一番近いので
枝の先端に伸びる力を集めて伸びていきます。

言われてみると
当たり前ですよね。

でも、そのことを忘れている人は多いですね。

そういう怪長自身も
最初のころは、気づいていませんでした。

ひょろ~っと伸びた木を見て
「どうしたらいいんだろ~」
なんて思っていましたから。

木にはもうひとつ特性があります。

成長点がなくなったら次の枝を出す

枝の先端や幹の最上部の成長点が
なくなってしまったら‥。

次の枝を伸ばしてきます。

枝が伸ばすことができないのなら
代わりの枝をだしたり、数を増やそうというわけです。

では、どういった場所から
新しい枝をだしてくるのか‥。

それは、組織の均一ではない場所です。

‥‥‥‥

‥‥‥‥

そういわれても、分かりにくいですよね。

例えば、

・幹と枝の境目

・枝と枝の境目

・根と幹の境目

・曲がりのあるところ

・その年に伸びたところと前年の枝の境目

あっちこっちにありますよね。

剪定をする理由は
生長の勢いのあるところ切って

そのエネルギーをほかの場所に
広げるのも目的です。

枝を切ることによって、
第二の枝を出させようというわけです。

それに‥

枝を切ると
今まで光の当たらなかったところに
光を当てることもできます。

そうすると木は
光の当たったところから
新しい芽を出そうとします。

出てきた芽はやがて小さな枝になり
光に向かってどんどん伸び始めます。

なので「伸びる枝の先端を切る」

これをくりかえすと
枝がだんだん増えてきますよ。

ただし!

節と節の間

つまり、スーッと伸びて
木の組織が均一なところからは
芽は出ません。

剪定をする目的は
・忌み枝を切る
・枝を増やす

この2つ以外にもまだあります。

次回のミニ盆栽通信は、剪定の3つ目の理由
をお届けします。

お楽しみに!

質問・回答コーナー

【Q】針金を巻くときに、よく枝を折ってしまいます。
折らずに巻く方法はありますか

【A】木は季節によって硬い時期と柔らかい時期があります。
春の芽吹きのころは柔らかくいので、芽吹きのころに巻くと
木の負担を抑えることができます。

針金を巻きつける時は、
木と針金の間に隙間できないよう
しっかり巻き付けると折れにくくなります。

その前に指で少し曲げてみて
硬さを測ってみるのも、折らないことにつながります。

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剪定する理由と方法1・忌み枝を切る

▲森の中では自然に枯れる車枝

盆栽に欠かせない作業はいくつもありますが、
その中でも、避けて通れないのが剪定です。

ということで、今日は剪定のお話しです。

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伸びた枝を切るだけだと変な格好になる

なぜ、剪定をするのでしょう

怪長は初めのころ
剪定は「伸びた枝を切るのだ‥」と思っていました。

そうすれば木は盆栽のように格好良くなる‥と。

間違えではないのですが、
それだけだと、ぜんぜんうまくいかないのです。

‥‥‥‥

‥‥‥‥

ということが分かったのは、
怪長がミニ盆栽を初めて2、3年経ってからでした。

なぜ「だめだ」と気づいたかというと、
木がすごく変な格好になってしまったからです。

「あれ~、おっかしいな~」

そう思ったころには、時すでに遅く、
どうしようもない格好になっていました。

どんな格好になったかというと

・ひょろ~っと背が高くて幹が細い

・枝と葉が木の上の方にあって幹の途中にない

・枝が交差したり、内側に伸びてごちゃっとしている

だめな見本をたくさん作ってしまったのです。

そこで本を買ったり、先輩に聞いたりしました。

で、分かったのは
「切るべき枝がある」ということです。

切るべき枝ってどんな枝?

どんな枝を切るのか‥‥ですよね。

たくさんありますので
ちょっと書いてみますね。

1、平行枝
2、落ち枝
3、絡み枝
4、立ち枝
5、徒長枝
6、腹枝
7、車枝
8、環貫
9、かえる又
10、ひこばえ
11、突き枝

おぉ~、11種類もありますね。

これを忌み枝(いみえだ)といいます。

絵を見ないと分かりにくですね。

このブログに記事と絵が
ありますので、ぜひご覧ください。

ミニ盆栽の剪定の方法 1|切るべき枝は?

あ、「ひこばえ」というのは
幹の根元から生えてくる芽です。

どんどん大きくなるので、
小さいうちに切ります。

最後の11、「突き枝」は、
盆栽を正面から見た時に
目の前に迫ってくる枝のことです。

圧迫感があるので忌み枝になってしまうんですね。

自然界では突き枝という枝はありません。

盆栽だからこそ生まれる枝なのです。

それ以外は自然界にもあります。

でも、森の中の木は
だれも剪定なんてしてくれませんよね。

忌み枝は自然界でどうなるのか

いつの間にか枯れてなくなってしまうのです。

つまり、自然の厳しさが
長い年月をかけて剪定をしているわけです。

車枝や環抜きは、どちらかの枝に
栄養がいかなくなって枯れます。

平行枝は下の枝が日陰になって枯れたり
下の枝が強く伸びると、上の枝が枯れます。

盆栽ではそうはいきませんね。
自然に枯れるのを待つ間に人間が枯れます。

忌み枝は小さいうちに切ってしまう

忌み枝が残っていると、
必ずと言っていいほど変な木になります。

なので、
忌み枝はきるだけ小さいうちに
切ってしまいましょう。

あなたのミニ盆栽をよく見てください。

もし忌み枝があったら、切りましょう。

枝が小さいうちなら、
いつ切っても大丈夫です。

太くなっている枝なら
切る時期があります。

それは、晩秋から春にかけての休眠期です。

それまでは我慢して待っていてくださいね。

剪定の目的は、

実は忌み枝を切るだけではありません。

第二の目的はこちらの記事で

質問・回答コーナー

【Q】伸びすぎた枝を切りたいのですが、
枝に葉がついていて、どこで切ってよいか迷っています。

【A】ひとつの枝に、いくつか葉がついているときは
どこで切っていいか迷いますよね。

そういう時は、葉が大きくなって枝になったとしたら
どっちの方向に伸びるか想像してみてください。

もし、幹に近い方、つまり内側に伸びるのでしたら
その葉のすぐ上では切らずに、その一つ上か一つ下を見てください。

鉢の外に向かって伸びるだろう葉(枝の小さいの)があります。

そのすぐ上で切ってください。

そうすれば、枝が伸びた時、形が整います。

  

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桜盆栽の「せん定」どうすれば?実例Q&A

「桜の盆栽の樹形に違和感があって‥」
こんな質問をいただきました。

同じようなことで悩んでいる方が
いるかもしれませんね。

怪長の回答をそのまま
Q&Aでご紹介します。

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せん定をする前に必要なこと

Mさんこんばんは、怪長です。
ご質問ありがとうございます。

桜の選定ですが、
「ここを切る」‥と、お伝え
するのは少し危険な気がします。

というのは、
やはり実物を見ないと「‥?」
と思うところがあります。

そこで、
せん定の考え方をお伝えします。

それに基づいて、
ぜひ、やってみてください。

全体的に見て特徴がいくつかあります

写真1

・花が上の方に集中しています。
・中心になりそうな枝の途中に細かい枝がありません。
※写真の赤い線のところ

写真2

・根元から木の真ん中くらいまでは枝が少ないようです。
・下の方に小さな枝がありますね。
※写真の①、②、③

将来的にはこの枝の②と③を
大切に育てることになるかと思います。。

枝ぶりに関してですが、
どの枝を切るかを考える前にすることがあります。

それは、樹の正面を決めることです。

最初に樹の正面を決めます。その際の目安は?

1、根張り
2、幹模様
3、役枝はどれか

の順で見ていきます。

根張り

根が左右に張っているのがいいです。

八方に張るのが理想ですが、
八方に広がっていない場合は
左右に広がっていることを重視します。

左右に張っている方から見ると、
正面はその裏側も候補になります。

この段階で、根張りの感じが
良いと思う方を正面の第1候補にするとよいでしょう。

判断がつかない時は、幹模様をみます。

幹模様

木を四方から見て
枝振りの感じがいい方を
正面の候補にするといいです。

その際、根張りを見ながら
左右どちらかに
傾けられないかを検討します。

傾けてみたときに、
枝の流れ(方向)がどうかをみます。

そうすると、「切ったほうがいい」と思っていた枝が
「切らずに残しておくべき枝」になることがあります。

このとき、切るべき枝は、
「流れを阻害する枝」ということになります。

この桜は幹模様がほとんどなく、
ほぼ、まっすぐ伸びているので、傾けにくい感じですね

傾けるのが難しい場合は
枝振りで正面を決めていきます

枝ぶり

枝振りで正面を決めるには
枝が左右に広がっている方を正面にします。

根張りの時と同じように、裏と表があります。
これも、感覚的にいいな~と思う方を選びます。

根張りの正面と、枝振りで判断する正面が
違っている場合は悩みますよね。

この木の場合は根張りよりも
枝振り重視の方が良いかもしれませんね。

役枝はどれか

役枝は盆栽の中心になる枝のことで
樹形を決定づける重要な枝です。

赤線の付いている枝は
途中に芽吹きがありますか?

なければ、その枝を残しておくと
間延びした感じになります。

この枝は、花がたくさん咲きそうですので

・花を重視するなら残す
・枝振りを重視するなら切る

という考え方になります。

これらを検討したうえで
切る枝を判断する必要があります。

せん定の目的は2つあります

1、枝振り(樹形)を整えること
2、勢いの強すぎる枝を抑え、
弱い枝に勢いを与えて全体のバランスをとること

この二つになります。

せん定をする前にしておくこと

花が終わったら

1、花が萎れたら、萎れた花から
順に花柄を取っていきます。

2、肥料を与えます。

花後に肥料をあげるのを礼肥といいます。

固形の合成肥料で窒素、燐酸、カリ
が入っているものでいいと思います。

液肥の場合は
ハイポネックスを2週間に1回程度
1000倍に薄めて水代わりにあげます。

せん定

葉が育ってきたらせん定をします。
枝の根元から数えて、2、3節を残して切ります。

※桜の徒長枝(枝の先端の勢いの強い枝)を
春に切ると必要な枝が枯れたり、小さい枝の
伸びが止まることがあります。

その場合は、徒長枝をそのまま
伸ばしておいて秋になってから
切るという方法もあります。

今のところは、
あまり気にしないで枝づくりを
重視する方がよいかもしれませんね。

ご健闘をお祈りします。

分からないことがありましたら、
また、いつでもご連絡ください。

お待ちしております。

怪長

参考サイト
桜の育て方・お手入れ方法
ありさんの盆栽入門

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もみじのせん定は落葉後にするのです

▲怪長のもみじ。あまりよくありませんが‥( ;∀;)

もみじは、秋の紅葉がきれいですね~。
怪長も毎年、秋を楽しみにしているのです。

ところが、今年は気温が下がらないまま
秋になってしまって、紅葉がさっぱり。

台風23号がやってきてとんでもないことに。
紅葉どころではなくなってしまいました。

風速30m近い風が吹き荒れ
「あら~ん。葉っぱがなぁ~い。」

こんな年もあるんですね~。
紅葉は諦めて、せん定をすることにします。

もみじの選定時期は?

「落葉後から翌年、新芽が動き出すまで」
と言われていますが‥。

北海道東部は、雪の下で冬を越すので
冬の間のせん定は、できません。

雪が解けてミニ盆栽が顔を出すころには
すでに新芽が動いています。

そこで、

落葉を待ってすぐ、せん定をするのです。
10月上旬です。

のんびり構えていると、すぐ雪が降ります。
寒くて、とっても外にはいられません。

手がコキコキになるし、
寒さに耐えながらせん定‥というのも
あんまり楽しくはないですから。

もみじは、完全に落葉してしまうと
切った枝から樹液がでてくるのです。

そのため、
関東方面では落葉前に葉を落として
せん定します。

11月の中旬でしょうか。

本州のもみじのせん定は
こちらの記事がものすごく参考になります。

紅葉後のモミジの盆栽の手入れ

オホーツクのもみじせん定はいつ?

怪長の仲間で、もみじ大好きの
S氏に聞いてみました。

「いつせん定してる?」

S氏:「てっきとうだぁ~」

怪長:「てっ‥てきと~かい?」

S氏:「うん」

怪長:「なして」

S氏:「植え替えの時、根も切るっしょ」
   ※植え替えは5月中下旬です

怪長:「植え替えしない年もあるべや」

S氏:「うん、そういう時はちょこっと」

怪長:「ふ~ん。で、秋は?」

S氏:「やらん」

怪長:「なして」

S氏:「さみぃ~し、釣りに行きてぇし」

怪長:「わしも、釣りいきて~」

この会話じゃ、よく分かりませんよね。

S氏と怪長の会話の解説

「植え替えの時、根も切るっしょ」
ここがポイントです。

植え替えして根切りをした場合、
春から夏にかけて枝を切っても
樹液はほとんど出ません。

そこで、
植え替えと一緒に
がっちりせん定をします。

植え替えをしない年は
樹液が出やすいので、太い枝を切る
のは避けるようにします。

・春になってから伸びた徒長枝を切る
・幹の方に向かって伸びる枝を切る
・重なり枝や、上に伸びる枝を整理する

こんな感じです。

S氏が言う「てっきとうだ~」は

細かいせん定は、時期にとらわれず
「気づいた時にするとよい」
という意味だったのです。

もみじのせん定の方法は

この記事
ヤマモミジの芽摘み・葉刈り・芽かき・剪定の方法
の後半に絵を描いて載せています。

ポチっとクリックすると、
ブラウザにもう一つのウインドが開きます。

下の方にスクロールすると
「剪定と芽かきをする理由」
の見出しが出てくるので、そこをご覧ください。

切るべき枝の見つけ方は、
ミニ盆栽の剪定の方法 1|切るべき枝は?
剪定(せんてい)の実例|どうする?崩れたミニ盆栽
に載せてあります。

これも別ウインドで開きます。
カラマツを例にしていますが、
切るべき枝はもみじも同じです。

雑談

8日午前10時、怪長(ブログ管理人)の住んでいる
北見市に台風23号に伴う暴風雪災害対策本が設置
されました。

過去には、暴風雪災害対策本部とか、
大規模断水対策本部(H19年)などがありますが、
台風の災害対策本部は珍しいです。

北海道東部はほとんど台風は来ません。
台風から変わった熱帯低気圧ってやつで
大きな被害が出ることもあまりないのです。

ところが、今年は10月2日にも
暴風が吹き荒れ、すごいことになりました。

海では、
マンボウがとれたり、イカが豊漁だったり。
なにか、気候が温暖になっているような。

ミニ盆栽の育て方も、
少し変化するかもしれませんね。

あ、種プレゼントの件ですが、
来週あたりには、詳しく掲載できる
と思いますので、待っててくださいね。

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ミニ盆栽なぜなぜその10「小さいのに幹が太いのは?」

木が小さいのに幹が太いのはなぜ?
盆栽を見ると、そう思いますよね。
「なんで、こんなに幹が太いのか‥」って。

このブログの記事
ミニ盆栽の剪定の方法3|幹を太くするにはどうすれば
で、幹を太くする方法を紹介しました。

幹を太く見せようと、樹形の崩れたカラマツを
試しに強剪定(せんてい)して、「あ、失敗した‥」
と思っていた怪長(ブログ管理人)。

1年後、新芽が出て枝が増えてきたので
「もしかしたら、いいミニ盆栽になるかも」
とニヤッとしています。

将来どんな樹形になるのか、想像してみました。

思い切り枝を切って幹は太くなったけど‥

ミニ盆栽カラマツ8
これ、樹形の崩れたカラマツのミニ盆栽。
幹が太く見えるよう、太い枝を思い切りせん定しました。

ミニ盆栽カラマツ7
すると、こんなふうになったカラマツ。
幹は太いのですが「枝を切りすぎたかも‥」
となったわけです。

2014年の7月ですね。

せん定をするには、遅い時期だったので
少し、心配でしたが、大丈夫でした。

ミニ盆栽カラマツ6
これが、今年2015年の6月末。
1年前とほとんど変わりがありません。

ところが、それから1カ月余り経った
8月のはじめに、新芽が出てきました。

ミニ盆栽カラマツ5
芽摘みを1回した後に出てきた2番芽。
元気がいいです。

8月8日の写真です。

それから14日が経った8月22日。
ミニ盆栽カラマツ1
この枝を伸ばしていくと、新たな樹形ができます。

反対側
ミニ盆栽カラマツ3

ヨコから見たら
ミニ盆栽カラマツ2

芽摘みと剪定を怠らないようにしなければ‥

そうなんです。

新しい枝ができたからといって
喜んでみているだけではいけません。

以前のように、変な形の木になります。

木の先端、新しい枝は勢いが強いので
放置しておくと、どんどん伸びます。

すると、下の方にある枝が弱ってきて
また背の高い木になってしまいます。

では、どうすればよいか。

上に伸びないよう剪定をする

新しい枝がもう少し伸びたら切りつめます。

あまり短くすると、新芽が混み合って
木の頂上が雀の巣のようにごちゃごちゃに
なるので、短くしすぎないようにします。

この大きさだと、3㎝伸ばして、1㎝切り戻す

そんな感じでしょうか。

将来どんな樹形になるのか想像してみる

カラマツのミニ盆栽を左右に傾けてみると

ミニ盆栽カラマツ9
模様木になりそう

ミニ盆栽カラマツ10
これだと斜幹かな~。

決めるのはまだまだ先の話ですが
どうするのか、考えておくことは必要です。

今年はもうすぐ秋になるので、とりあえず
このまま、自由に伸びていただきます。

来年の6月には剪定の時期(※オホーツクの場合ですが)
になるので様子を見ながらやっていこうと思います。

続きをお楽しみに。

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ミニ盆栽なぜなぜその4「せん定はなぜするの?」

せん定とは「枝を切って樹形を整える」ことです。盆栽を作るには、せん定を欠かすことはできません。でも、なぜ、せん定しなければいけないのか‥?
理由が分かると、せん定を上手にできるようになります。

せん定をしないとどうなるの?

立派な盆栽でも、せん定せずに育てていくと、
枝が増えてボサボサになったり、大事な枝が枯れてしまったり、
小枝と小枝の間が長くなって変な格好の木になってしまいます。

もはや、盆栽とは言えなくなってしまうのです。

山にある自然の木はせん定をしないのに、なぜ?

不思議ですよね。
自然の木は、せん定なんて誰もしてくれません。
ところが、素晴らしい樹形になります。

その木を見て、盆栽の樹形に生かすわけですから、
鉢に植えた盆栽も、せん定をしない方が良いのでは?
な~んて、思ってしまうと大変なことになります。

山の木と、盆栽の最も大きな違いは

山の木が素晴らしい樹形になるのには数百年もかかるのに
盆栽は数年から数十年で樹形を作る

ということです。

自然の木はどのように育つ?

自然の木は、まず太い根を伸ばしながら幹をどんどん伸ばしていきます。
次に、木を支えるための横根を伸ばします。

一方、幹の方は横根が伸びるのと同様に、枝を増やしていきます。
幹の先端をどんどん伸ばし、強い枝もどんどん伸ばします。

葉を増やすためですね。

増えた葉で光合成をして、養分をつくりだし、
幹と枝と根を大きくさせます。

光合成をたくさんできない枝には根から養分の供給が途絶えます。
すると、日陰になった枝は淘汰されて枯れていきます。

幹の同じ高さのところに複数の枝があるときは強い枝が伸び
弱い枝は枯れていきます。

同じ方向に平行に伸びる枝も、光合成がたくさんできる枝に
養分が供給されるので、長い年月を経て、どちらかが枯れます。

もし、雪の重みや強い風で枝が折れたら
新たな枝が生まれるようになっています。

葉が虫に食われてなくなったら、
新しい葉が出てきます。

自然の木はこのようにプログラムされています。

自然の木を、鉢に植えたらどうなるか?

鉢に植えられたからといって、
木はプログラムを変えることはありません。

やはり、強い枝、光合成をする生産性の高い枝に養分を供給します。
弱い枝、つまり生産性の低い枝より、強い枝を重視します。

枝の途中から真上に伸びる枝や、真下に伸びる枝、
平行な枝、隣の枝から伸びた枝と交差する枝‥などなど

ありとあらゆる方向に枝を伸ばします。

こうした、躾されていない悪ガキのような
無法者のような行動は、自然の中では必要なことなのです。

もし、伸ばした枝が太陽の光を十分に受けられず
光合成ができなかったら、やがて枯れていきます。

自然の中ではこれを数十年、数百年のスパンで実行しますが、
木はこれと同じことを

鉢の中でもやってしまうのです。

困ったもんですね~。
とはいっても、人間が勝手に鉢に移し替えているのですから
文句を言うのはお門違いというものです。

では、どうするのか‥?

ですよね。

せん定は、

  • 強いところを切る
  • 重なる枝や真上、真下に伸びる枝を切る
  • 平行枝、車枝を整理する
  • 交差する枝を作らないように切る

ということになります。

盆栽は、自然の木の生涯を10分の1くらいに短縮するので、
やがて枯れる枝は、あらかじめ作らない。

せん定をすることによって、弱い枝にも養分を供給し
どの枝も力を合わせて光合成をしながら、
数百年先の木の樹形をめざしましょう

というのがせん定の考え方です。

では、根はどうするの?

根も、枝と同じようにせん定します。
枝ではないのでせん定とは言わずに根の整理とか言いますね。

太い、勢いのある根を切ります
交差する根を切ります
上に伸びるね、下に伸びる根も切ります。

ね、枝のせん定とおなじでしょ。
それを植え替えの時に、同時にするのです。

どんな枝を切るのか、詳しくはこの記事をご覧ください
ミニ盆栽の剪定の方法 1|切るべき枝は?
剪定(せんてい)の実例|どうする?崩れたミニ盆栽

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ミニ盆栽の剪定の方法4|強く伸びる枝を切る

剪定をしたいけれど、どの枝を切って良いか分らない…と迷ったことはありませんか?。
今回はミニ盆栽の剪定の方法1で紹介した「忌み枝」とは別に基本的な剪定の方法をお伝えします。
基本の第1は「強く伸びる枝を切る」です。

強く伸びる枝を切る

生長の早い枝は切ります。

枝がどこまで伸びるのか見ていたい気もしますが、
放っておくと樹形がどんどん崩れていきます。

剪定をする理由は小さい枝にも養分が行き渡る
ようにするのが基本的な考え方です。

特にミニ盆栽は鉢が小さいので木も小さく
まとめることが大切になりますから、剪定は
樹形を維持するために欠かせない作業になります。

強い枝、弱い枝はどこにある

どんな枝が強く伸びるのか。

まず、木の頂部。
ここは最も強く伸びるところです。

次に強い枝の先端です。

弱い枝は幹の下の方にあったり、枝元や
フトコロにあるので、その枝に陽の光が
よく当たるよう、光を遮る枝を切ります。

枝を切る場所は?

外芽の上で切ります。

枝には芽が出ています。

芽が将来、どちらの方向に
伸びていくかを考えます。

幹から遠ざかるように外側に伸びる芽を外芽、
逆に幹に近づくように伸びる芽を内芽といいます。

内芽の上できってしまうと、芽が伸びてきた時に
重なり枝になったり樹形を崩してしまうので、
切る前にイメージしてみましょう。

選定4-2選定4-1

剪定の時期は?

剪定の時期は芽が伸びる直前です。

何月ごろ、と言ってしまうと地域によって
時期がことなるので、芽が伸びる直前と考えていてください。

通常は植え替えの時期と同じです。

ところが、北海道のような積雪寒冷地では
この時期に植え替えができないことが多いのです。

怪長(ブログ管理人)が住んでいるオホーツクの
ミニ盆栽は雪の中で冬を越します。

※参考記事はこちら → ミニ盆栽はどう冬を越す|まさか雪の下では…

4月の中旬になると芽が伸びる始めますが、
ミニ盆栽はまだ雪の中です。

この時期に風にさらすと、乾燥して枯れてしまうので、
5月上旬まで囲いの中で春の乾燥した風を避けます。

ではいつ剪定をするのか、といいますと。

5月の下旬から6月中旬です。

新芽が固まるころに植え替えと同時に剪定を同時にします。

将来の姿を想像する

あまり難しいことは考えません。

ミニ盆栽の木がもし、自然の中でいているなら
「どんな環境にあるのか」と想像してみます。

風の吹く方向などを考えるとよいです。

例えば木の右から左へ風が吹く場所にいる
としたら、右側の枝を短めに剪定し、左側の
枝を長めに残して選定します。

すると、樹形に流れが生まれます。

とくに、海沿いの強い風にさらされた木は
「吹流し」と呼ばれる樹形になります。

吹流しほど極端ではなくても、木は風を受けながら
大きくなるので、流れはとても大切です。

剪定に関する記事はカテゴリー「剪定」にあるので、そちらもどうぞ (^O^)

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