黒松・赤松の芽切りの方法

黒松と赤松に欠かせないのが「芽切り」です。

5月ころから伸び出した新芽を切ります。
時期は6月下旬から7月上旬にかけて。

前の年の枝との境目のところを、ハサミで切ります。

黒松と赤松は葉が長いので、盆栽に合うように
短くする必要があります。

芽切りのことを別名「短葉法」とも呼び、
短い葉の揃った枝を増やす方法として
欠かせないのが芽切りなのです。

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黒松・赤松の新芽の見分け方

枝の先から枝元に向かって見ていくと
緑色をした柔らかい枝と、固い枝の境目があります。

境目の下にある葉が前年の葉。

「今年伸びた芽」が今年の「みどり」が生長した新しい葉です。

芽切り2写真
参考:香川から盆栽文化を発信 | 盆栽 | 四国新聞社

※みどりの記事はこちら

芽切りの方法と手順

まず、
芽の勢いの違いを見るために
木全体の様子を見ましょう。

勢いの強い元気の芽と弱い芽があります。

芽切をするのは弱い目です。

切り方は、
新芽と前の年の枝の境目を
ハサミで枝の方向と垂直になるように切ります。

境目の去年の枝のところには
2番芽が育つところがあります。

そこを残してギリギリのところで切ります。

芽切りをすることで、
2番芽が2、3つ刺激を受けて生長してきます。

芽切り1写真
参考:香川から盆栽文化を発信 | 盆栽 | 四国新聞社

弱い芽の芽切りをしたら、ちょっと休憩。

弱い芽を切ってから1週間から10日置いて
勢いの強い芽を芽切りします。

黒松芽摘みスケジュール3

つまり、芽切りは
勢いの弱い芽を先に切り、
強い芽を後で切る2段階方式なのです。

これを「二度切り」といいます。

なぜ2回に分けて芽切りするの?

芽を切ると、切ったところから2番芽が伸びます。

9月まで伸びます。

先に切った弱い芽の生長期間の方が
強い芽の生長期間より1週間から10日長くなります。

そうすると、
強い芽と弱い芽の葉の長さを
ほぼ同じにすることができます。

葉の長さを同じように保ちながら
葉全体を短くする。

これが、2段階に分ける理由です。

芽切りをしてはいけない場合があります

芽切りした後に、
・前年の葉が2、3枚しか残らない
・葉の色が薄く元気がない

こういう場合は、芽切をしても
2番芽が出てこないことが良くあります。

そうすると、
枝が弱って勢いがなくなり、
枯れてしまうこともあるので、
芽切りせずにそのままにして、
力を来年に残しておきます。

芽切りをするメリットとデメリット

メリットは、芽を切ることで
風通しがよく、日当たりもよくなるので
病気になりにくく、新しい芽も吹きやすくなります。

デメリットはないのですが、
元気のない芽も切ってしまって
かえって樹形を壊してしまうことがあります。

芽切りをする前には
・肥料を与えて木を元気にしておくこと
・芽切りをする前に芽の勢いをよく見る

この2つが大切になります。

◆この動画がすごく参考になります
四国新聞社が運営する盆栽サイトで使用している芽切りのハウツ ービデオ『芽切り』

秋のお手入れ「古葉取り」

黒松・赤松の手入れは
芽切りだけではありません。

10月から11月ごろに
古い葉を取り除く「古葉取り」をします。

去年の古い葉を
ハサミで切り取ります。

手でむしることもできますが、
葉の伸びている方向に引っ張らないと
皮がむけることがあるので
ハサミの方が安全です。

翌年の3月(新芽が動き出す前)までに
終わらせてしまいましょう。

古葉取りをすると風通しが良くなり
日も当たるので新芽が出やすくなります。

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