ミニ盆栽なぜなぜその7「植え替えの時に根を切るのは」

「わわっ!そんなに切って大丈夫なんですか?」
怪長(ブログ管理人)が先輩の植え替え作業を
初めて見学したとき、思わず言ってしまいました。

鉢から抜いた木の根をほぐしたあと、半分以上
バッサリと根を切り落としたからです。

驚いて目が点になっている怪長に
「ああ、何でもないよ」と平気な顔で
淡々と植え替えをする先輩。

今なら、まったく驚きません。
というか、怪長も植え替えの時は
バッサリと根を切ります。

スカッとしますよ~。床屋に行ったみたいに。

根を切るビフォー・アフター

モミジの植え替えの時の写真です。

根切るビフォー

上の写真が切る前

バッサリ切ってそろえると
下の写真のようになります
根切りアフター

バッサリ根を切るとどうなる

心配は要りません。
新しい根が生えてきます。

切るときは、太い根や交差する根も切ります。

そうすると‥

■元気な細かい根がたくさんできる
  ⇒木全体に元気がでる

■鉢の中の用土の保水力を保つことができる
  ⇒乾きにくくなる

■細かい根ができると
  ⇒細かい枝が増える
  ⇒樹形を整えやすくなる

根を切らないでいると
鉢の中が根でいっぱいになり

■保水力が無くなる
   ⇒乾きやすくなる

■養分や水を吸収する力が弱くなる
   ⇒木の元気がなくなる
   ⇒枯れやすくなる

■太く長い根ができる
   ⇒太く伸びる枝ができる
   ⇒樹形が乱れる

大地と鉢では環境が違うのです

大地の木は、根が伸びるほど木は
大きく立派になります。

それは、大地が膨大な容積がある鉢
のようなものだからです。

ところが、盆栽の鉢は大地と比べ
すごく小さいですよね。

特にミニ盆栽のように鉢が小さいと
保水力が弱いため乾きやすいのです。

つまり、ミニ盆栽は作るのは簡単ですが、
木の健康を維持するのは、少し難しいのです。

根を切りすぎるとどうなるか

枯れます。
切りすぎると、水の吸収力が弱くなります。

吸収する水の量より、葉から発散される水分
が多いと、しおれたり、葉の先端が茶色くなります。

完全に枯れないまでも、かなり弱ってしまい
元気を取り戻すのに1年以上かかることもあります。

季節や樹種、切る前の根の細かさ
などによって、差がありますが、基本的には

木と根のボリュームが同じになる
ようにすると、そんなに失敗しないで済みます。

根を切りすぎた失敗例

危なくカラマツ
あ、これ、怪長のカラマツのミニ盆栽だ!

オホーツクではカラマツは
5月の下旬までに植え替えをします。

ところが怪長は、8月の上旬に植え替えました。

気温が高い日が続いてしまい、気が付くと
「あ、葉の先っちょが‥」

幸い、新芽が出てきたので
「あ~、枯れてなくてよかった」

今年はこんな茶色の葉になりましたが、
来年は緑のかわいい葉がでます。

とりあえず、ホッとしております。

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“ミニ盆栽なぜなぜその7「植え替えの時に根を切るのは」” への2件の返信

  1. こんにちは、ミニ盆栽を始めようと昨日、「ヤマモミジ寄せ」というタグがついたものを買いました。3本の細い茎の先端に、小さな芽が3つでているだけです。これは、植え替えというのをした方が良いでしょうか?

    1. 二月さま
      コメントありがとうございます。

      寄せ植えでしょうか?
      細い茎とありますが、長さは10cmありますか?

      芽が3つだけでも問題はないと思います。

      植え替えしなくてもよいとは思いますが、
      様子が分からないので差し支えなければ、
      下記のアドレスに写真を送ってください。

      怪長のアドレス
      ⇒ kaicho☆shiritai-blog.com
      ☆を@に変えてください。

      モミジの根元当たりの土の様子がわかる写真と
      鉢の裏側(底の穴の開いている方)の写真
      全体が入ったほぼ真横からの写真

      これがあれば、はっきりお答えできます。

      よろしくお願いいたします。

      怪長

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