ミニ盆栽なぜなぜその1「植え替え」

ミニ盆栽では、なぜそうするのか理由の分からないことって、ありませんか?ミニ盆栽の基本的な作業の「なぜ」を特集します。第1回は植え替えです

植え替えするのはなぜ

植え替えをしないと、やがて枯れてしまうから

鉢に入れたままずっと育てていると、根が伸びて鉢の中を占領します。
鉢の中の土が詰まって、水はけ、水持ちが悪くなります。
水はけが悪いと根腐れを起こしやすくなります。
水持ちが悪いと、鉢が乾きやすくなります。
どちらも、枯れる原因になるのです。

樹形が崩れてしまうから

鉢の中で根が伸び放題になると、勢いの強い根ができます。
すると、細く細かい根が少なくなって、養分を吸収する力がなくなります。
一方、枝も、勢いの強い枝と弱い枝ができて、
弱い枝が枯れ、強い枝だけがどんどん伸びるので、樹形が崩れてしまいます。

ではどうすれば

樹種や樹齢によって、植え替えのサイクルは異なりますが、
だいたい、若い木だと1年か2年ごとに植え替えます。

樹齢数十年という古木は、3~4年に1度ですが、
この木は何年に1度という決まりのようなものはありません。

枝の様子、木の勢い、水の吸い込みの様子などを観察しながら植え替えます。

例えば、
樹齢数年の若いモミジだと毎年。
樹齢20年のカラマツだと3年にごと。

鉢の底から根が出てくるようなら植え替えします。
水の吸い込みが悪く、水が沁みていかない鉢も植え替えます。

勢いの強い枝が出るようになったら、根も太いのがありそうなので植え替えます。

植え替えする時期は?

新芽が膨らみ始める前ですが、地域によって異なります。
暖かい地域なら2月、3月。

北海道東部のように寒いところは、新芽が動き出すときは雪の下にありますから
植え替えの時期は5月中旬になります。

しっかりと根を整理して、太い根を切り詰めます。

植え替えの時期はそのころしかないのか、ということですが、
そうでもありません。

注意しなければならないのは

葉が開いていて水分が蒸発して枯れやすいので、
根を切りすぎないようにします。

太く長く伸びた根を、根元まで切り詰め
全体の長さをそろえる程度にしておきます。

根を切る目安は、枝と葉のボリュームと根のボリュームをほぼ同じに保つ。
同じぼりゅうーむになるまでどんどん切ってよいということですが
それ以上、根を切りすぎると、枯れやすくなります。
なぜなぜ植え替え2

真夏の植え替えは避けた方がいいです。

自然の木はなぜ植え替えしなくても枯れない?
大地は無限と言っていいほど大きな鉢だからです。

雨水が地下に浸透して、ゆっくり動いているので
根に常時、酸素が供給され、腐りません。

つまり、植え替えは、大地の機能を人間が整える作業なのです。
さぼると、怪長のように、「あ‥枯れたかも‥」なんてことになります。

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