ミニ盆栽基礎講座を読んで、「水やりは1日2回ですか‥?」と質問をくださっていたある人物から、「初めて盆栽展示してきました!」と、嬉しいお知らせが届きました。盆栽歴は1年半。で、どんな作品かと送っていただいた写真を見てみると‥‥
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ほんとに盆栽歴1年半?
おぉ~!! こ、これは凄い!
向かって左に、自然の力に耐え抜いた「日本カマツカ」。
右には、「金華山がまづみ」
真ん中に「石菖(セキショウ)」
以上3展の織り成す空間が
嬉しいお知らせをくださった
ある人物の展示です。
ジーッ‥‥‥‥‥‥‥‥と見てしまいますよね。
頭の中には5つの文字が浮かんできます。
す、ば、ら、し、い
です。
日本はいいな~。
盆栽はいいな~。
いい風景だな~。
怪長は
左奥に高い山を感じます。
右手には大地。
そして中央手前には、川。
セキショウは川辺に生きる草。
群生していますもんね。
風景を感じさせる盆栽。
ミニ盆栽だろうと、
小品盆栽だろうと、大きな盆栽だろうと、
行きつくところは風景、ですよね。
3つの盆栽が見事に
山、大地、川を演じています。
どこが素晴らしいのか
▲セキショウと金華ガマズミ
盆栽の展示の仕方にも流儀があるようです。
でも、基本というかそういうものはあります。
盆栽を上手に作るのは難しいですが、
上手に飾るのはもっと難しいかもしれません。
どんな基本があるのでしょう。
1、同じ鉢を使わない
もし、3つとも同じ樹種だとしたら‥‥‥。
なかなか風景になりにくいかもしれません。
それぞれ違う樹種を並べます。
2、鉢に合わせた台(棚)の大きさ
言われてみれば「そう」と思いますが、
意識しないと、うまくいきません。
なんか、へんだな~となってしまいます。
3、空間を大きく
山とか川とか大地とか自然のパーツは大きいですから
風景を演出するには、盆栽を大きく見せる空間が必要です。
怪長はジャズのサックス吹きですが、
休符を演奏するのは意外に勇気のいるものです。
つい、吹きまくってしまいます。
落ち着いて、音のない時を作る。
すると、フレーズが生きてくる。
なにか、似ていますよね。
空間は盆栽の存在感を出すために
本当に大切です。
4、高さが平たんにならないように
同じ高さの盆栽が並ぶと、動きがなくなります。
奥行きも必要ですよね。
高さと奥行きがあると、流れが生まれます。
風がどのように吹いているのかな~
といったことを感じることができたら
素晴らしいですよね。
盆栽の樹形にも流れがあります。
展示でも「流れ」を表現できたら
素晴らしいです。
で、いかがですか?
遠くの山から涼しい風が降りてくる‥‥
そんな感覚になります。
ところで、この人物とは‥‥
この方のことをご紹介しますね。
川名慶彦さんです。
あ、写真に写ってましたね。
最初の質問は今年5月。
「水は1日2回やるのですか?」でした。
怪長も初心者のころ、
「1日に何回やればいいのかな~」
と迷ったことがあります。
なので、半年前は普通の初心者でした。
でも、なにか、
ほかの人と違う雰囲気がありました。
そこで、
メールの最後に載っていた
川名さんのサイトのURLを
プチっとクリックしてみると‥‥‥‥
あ”~っ!
!!!
川名慶彦さんは
スプレーアートアーティスト YOSHI さんだったのです。
あなたの目で、確かめてください。ククク
もしかしたら‥‥‥
盆栽がスプレーアートになるかもしれませんね。
怪長の勝手な想像ですが。
そうなったら、面白いだろうな~。
みたいな~
な~
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