盆栽歴1年半で展示会に出品‥その作品が‥すっ‥すごい!<嬉しいお知らせVol.17>

 

ミニ盆栽基礎講座を読んで、「水やりは1日2回ですか‥?」と質問をくださっていたある人物から、「初めて盆栽展示してきました!」と、嬉しいお知らせが届きました。盆栽歴は1年半。で、どんな作品かと送っていただいた写真を見てみると‥‥

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ほんとに盆栽歴1年半?

おぉ~!! こ、これは凄い!

向かって左に、自然の力に耐え抜いた「日本カマツカ」。

右には、「金華山がまづみ」

真ん中に「石菖(セキショウ)」

kawanatenji1

以上3展の織り成す空間が
嬉しいお知らせをくださった
ある人物の展示です。

ジーッ‥‥‥‥‥‥‥‥と見てしまいますよね。

頭の中には5つの文字が浮かんできます。

す、ば、ら、し、い

です。

日本はいいな~。

盆栽はいいな~。

いい風景だな~。

怪長は

左奥に高い山を感じます。

右手には大地。

そして中央手前には、川。

セキショウは川辺に生きる草。
群生していますもんね。

風景を感じさせる盆栽。

ミニ盆栽だろうと、
小品盆栽だろうと、大きな盆栽だろうと、
行きつくところは風景、ですよね。

3つの盆栽が見事に
山、大地、川を演じています。

どこが素晴らしいのか

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▲セキショウと金華ガマズミ

盆栽の展示の仕方にも流儀があるようです。

でも、基本というかそういうものはあります。

盆栽を上手に作るのは難しいですが、
上手に飾るのはもっと難しいかもしれません。

どんな基本があるのでしょう。

1、同じ鉢を使わない

もし、3つとも同じ樹種だとしたら‥‥‥。
なかなか風景になりにくいかもしれません。
それぞれ違う樹種を並べます。

2、鉢に合わせた台(棚)の大きさ

言われてみれば「そう」と思いますが、
意識しないと、うまくいきません。

なんか、へんだな~となってしまいます。

3、空間を大きく

山とか川とか大地とか自然のパーツは大きいですから
風景を演出するには、盆栽を大きく見せる空間が必要です。

怪長はジャズのサックス吹きですが、
休符を演奏するのは意外に勇気のいるものです。

つい、吹きまくってしまいます。

落ち着いて、音のない時を作る。
すると、フレーズが生きてくる。

なにか、似ていますよね。

空間は盆栽の存在感を出すために
本当に大切です。

4、高さが平たんにならないように

同じ高さの盆栽が並ぶと、動きがなくなります。

奥行きも必要ですよね。

高さと奥行きがあると、流れが生まれます。

風がどのように吹いているのかな~
といったことを感じることができたら
素晴らしいですよね。

盆栽の樹形にも流れがあります。

展示でも「流れ」を表現できたら
素晴らしいです。

で、いかがですか?

遠くの山から涼しい風が降りてくる‥‥

そんな感覚になります。

ところで、この人物とは‥‥

この方のことをご紹介しますね。

川名慶彦さんです。

あ、写真に写ってましたね。

 

最初の質問は今年5月。
「水は1日2回やるのですか?」でした。

怪長も初心者のころ、
「1日に何回やればいいのかな~」
と迷ったことがあります。

なので、半年前は普通の初心者でした。

でも、なにか、
ほかの人と違う雰囲気がありました。

そこで、
メールの最後に載っていた
川名さんのサイトのURLを
プチっとクリックしてみると‥‥‥‥

あ”~っ!  

!!!

川名慶彦さんは

スプレーアートアーティスト YOSHI さんだったのです。

あなたの目で、確かめてください。ククク

芸術起業家オフィシャルサイト

スプレーアートオフィシャルサイト

もしかしたら‥‥‥

盆栽がスプレーアートになるかもしれませんね。

怪長の勝手な想像ですが。

そうなったら、面白いだろうな~。

みたいな~

な~

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木を大地に固定する根の役割

 

根のことを知っておくと
良いミニ盆栽を作るのにとても役に立ちます。

意外に意識していない重要な役割があります。
なので今日は、根のお話し。

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木を大地にしっかり固定する根の役割

怪長もはじめのうちは、
根のことを気にしていませんでした。

「根はたくさんついていればいい」
くらいにしか思っていませんでした。

水も、養分も根が吸収しますからね。
たくさんついているのは、よいことです。

なので、根が増えるように
植え替えをしたり、用土を調整したりします。

そうして、細い根をたくさん増やして
木を元気に育てるわけです。

 

でも、根にはもうひとつ
重要な役割があります。

それは、

「木を大地にしっかり固定する」という役割です。

 

当然でしょ‥‥と思いますよね。

根が弱いと、風が吹いたら倒れてしまいますから。

あまりにも、当たり前のことなので
普段は気にしていないと思います。

怪長もはじめはそうでした。

ところが、この「大地にしっかり固定する」
という役割がミニ盆栽にとっても、
すごく重要だったのです。

ミニ盆栽の樹形は根で決まる

盆栽には「樹形」があります。
自然がつくり出す木の形です。

樹形が連想させる自然の風景を
「盆栽」といってみたりもしますよね。

それではその樹形を最初に決めるのはだれか?

‥‥‥‥‥‥‥‥

‥‥‥‥

根なのです。

「えっ‥‥そうなの」と思いましたか?

そうなんです。はい。

 

人間がつくるように思えますが、
人間は自然の法則に従って樹形を作っていきます。

 

樹形をちょっと覗いて見ましょうね。

八方に根を張って
大地に真っ直ぐ立つ木を「直幹」といいます。

左右に曲がりながら
バランスよく立つ木を「模様木」といいます。

崖にしがみついて生きているのは
「懸崖」とか「半懸崖」といいます。

細かく分けると‥十数種類になります。

 

その中でも、
根が樹形を左右しているのが次の5つです。

1、直観幹
2、模様木・斜幹
3、文人木
4、根あがり・根あらい
5、筏吹き・根連なり

この5つのうち、
根あがり・根洗い・筏吹き・根連なりは特殊な樹形で、
根の様子から樹形の名前がつけられています。

ミニ盆栽樹形のいろいろ|よくみる樹形

ミニ盆栽樹形のいろいろ|変わり種の樹形

根上がり・根洗いミニ盆栽の作り方

木がまっすぐに立っていられるのは
根が八方にしっかり張っているからです。

そのため、直幹の樹形の条件は根張りが
八方にほぼ均等にあること。

 

ところが、大地は
いつも、根が八方に伸びられるように均一ではありません。

大きな石や、もっと大きな岩、岩盤があったり
斜面だったり、川だったりします。

そういう条件下では、根は八方に張ることができず、
どちらかが太く、どちらかが細い根になります。

すると木はバランスをとるために
傾いていきます。

どちらに傾くと思いますか?

木は太い根のある方と反対側に傾

例えば

根の西側が細くて東側が太いとします。

風が西側から吹いたら‥‥倒れやすいですよね。

 

東側から吹いたら?‥‥‥倒れにくいです。

では、その状態で生き残ることができる木は?

東側からの風に耐えた木です。

風に逆らわず西側に傾きながら耐えた木。

ということになります。

 

模様木や斜幹のように
傾きを持った木の根元をよく見ると‥‥‥

根の太い方とは反対側に一度傾きます。

そのまま傾いてバランスが取れれば「斜幹」。

傾きを戻してバランスをとれば「模様木」になります。

どちらにしても根元に特徴があって
太い根とは反対側に一度は傾きます。

太い根が強く張っている方を「勝手」

傾く方、細い根の側を「流れ」といいます。

 

盆栽を見た時に、
左側に傾いた流れがあれば「右勝手」
右側に流れがあれば「左勝手」と言います。

なんだか、難しい話になってしまいましたね。

ミニ盆栽の木をどっちに傾けるか迷ったら?

ミニ盆栽を
「どっちに傾けようかなぁ~」と迷った時は

まず、根を見てください。

根が傾く方向を教えてくれます。

そう!

太い根が張っているのと反対側に傾けるといいわけです。

 

質問・回答コーナー

【Q】植え替えの時、針金で木を固定したいのですが
うまく固定できません。良い方法はありますか?

【A】鉢底の穴から細い針金を通して固定します。
参考記事
鉢植えをミニ盆栽にするには<根を鉢に固定する>植え替えの方法2

うまく固定するコツは、根の整理をしたときに
根の底を平らに切りそろえるとすわりが良くなって
針金を軽く結んだだけで固定できます。

少しゆらゆらしていても、用土を丹念に詰めていくと
根の裏側に用土が回り込み、根を持ち上げるので
しっかり固定できます。

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ミニ盆栽の樹形の構想を練るポイントは?

冬になりました。
オホーツクのミニ盆栽は雪の下です。春まで待つしかありません。
それまでに、ミニ盆栽の樹形の作り方をおさらいしておきます。
頭の中だけは春のつもりで…。

盆栽の形に当てはまらないミニ盆栽はどうする

ミニ盆栽は、そもそも木が小さいので直幹、模様木、斜幹といった
いわゆる盆栽の形にあてはまらない、変形の樹形がたくさんあります。

直幹にするには枝ぶりが…。
模様木にするにも幹の曲りが今ひとつ…とか
樹形を決めるのに悩むことも多いですね。

自然界の木にも、形にはまっていないけれど格好がいいという木はたくさんあります。
ミニ盆栽も、自然の気のように変形でも形を良くするにはどうすればよいか
ポイントを整理してみました。

この木はどういう場所にあるのだろう

木は、生きている場所の条件でさまざまな形に変形します。
風の強い海辺の崖なら風下に向かって枝が伸びていきます。

広々とした平坦な土地では、まっすぐおおらかに伸びますね。
斜面にある木なら、谷側の枝が大きく張り出したりしています。
大きな岩が値のそばにある木は片根になって、傾きます。

そこで、ミニ盆栽の樹形を想像するときは、
この木がどんな場所に、どのように育ったのか…と考えてみるのもひとつの手です。
人間が勝手に想像する、と言ってしまえばそれまでですが、
「あぁ、この木はこんな感じの場所に生きる木なのか」とミニ盆栽を見た人に
連想させてくれるような作品になると、嬉しいですよね。

流れをつかむ

老木は、生きている場所の環境を反映させて、幹模様や枝ぶりに流れを持っています。
右へ流れるのか、左へ流れるのか、右下なのか…などなど。

ミニ盆栽を手に取って、回して見ながらその流れを感じ取ることができたら、
将来の木の形が見えてきます。
どの枝がその流れを作り出しているかなど、よ~く見ていると掴めることが多いのです。

その次は、その中心となる枝の流れを阻害している枝、サポートしている枝はどれか
に注目して、必要な枝と不必要な枝を見分けていきます。

鉢を回してみるだけでなく、幹の傾きもいろいろと変えてみます。
すると、今まで当たり前に見ていたきの形が、
まったく違う樹形でもいいなぁ、と思えてくることがあります。
そうすると、がぜん、やる気も出てきますよね。

省略と強調

せっかく伸びている枝を切ってしまうのは、もったいない、と思うものです。
でも、不必要な枝をそのままつけていてもメリットはほとんどありません。

むしろ、フトコロや幹の日当たりが悪かったり、落ち着かない形になったりします。
木の流れを感じさせる枝が目立たなくなったりもします。

そうした枝を「省略」してみると、以外にスキッとすることがあります。
枝を省略することで、流れを生み出す枝を「強調」することができるからです。

いってみれば、その木のコンセプトをより明確にする…みたいな感じですね。

安定感と躍動感

流れを生み出す枝の強調と、不必要な枝の省略を強く行うと、躍動感が出てきます。
逆に、流れを失わない程度に省略と強調を控えめにした木は安定感が出てきます。

躍動感を感じさせる樹形は、鉢のどこに木の重心を持ってくるかで大きく変わります。
木の重心は、全体の樹形を三角形とみなして、

三角形の底辺の真ん中と頂点を結んだ場所にあります。
それぞれの枝にも仮想の三角形を想定して、それぞれ重心を想定してみてください。

木全体の重心が鉢の中心から離れるほど躍動感がでます。
逆に、鉢の中心によると安定感が出ます。

それぞれの枝の重心が、全体の重心とともに鉢の外にあると不安定な感じになります。
安定感を持たせたつもりでも、各枝の重心が鉢の中央に集まりすぎると
流れそのものが失われてしまいます。
樹形構想1樹形構想2
あまり、理屈っぽく考えると、樹形の構想を練る作業もつまらなくなるので、
多少失敗しても時間をかけて直していこうと、思うようにしています。

怪長(ブログ管理人)は
枝の省略が下手で、しょっちゅう失敗してました。
いったん切ってしまうと、ボンドで付けるわけにもいきませんので、
切ろうという気持ちがしっかりするまで、
時間をかけて検討した方がいいかもしれません。(^_^;)

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