ミニ盆栽の樹形を決める一の枝|役枝ってなに?


黒松 羽衣の舞 Kuro-matsu “Hagoromo-no-mai” (Black Pine) – 盆栽美術館 – bonsai museum / Norio.NAKAYAMA

素晴らしい盆栽ですね~。なぜこんなに素晴らしいのか。
それは盆栽の枝が、それぞれの役割を果たしているからです。
重要な役割のある枝を役枝といって、名前がついています。
さて、どんな名前と役割があるのでしょう

枝の名称は

模様木絵2-1
一の枝(左一の枝):長く伸びていれば差し枝と呼ぶ
二の枝(右一の枝):受け枝と呼ぶこともある
三の枝(左二の枝)
四の枝(右二の枝)
樹冠部      :見ている人に少しおじぎをする感じ

下から単純に一の枝、二の枝、三の枝…と呼ぶことがあります。
樹の幹を中心に左右に分けて
右一の枝、左一の枝という呼び方をすることもあります。

いずれにしても、枝の呼び方を決めておかないと、話が噛み合わなくなりますよね。

枝の役割とは…

枝に名前が付いているのは、話が噛み合うようにするだけではありません。
それぞれの枝が樹形に果たす役割を持っているので、名前をつけて役割を明確にしています

枝は下の枝ほど長く、上の枝ほど短くなっています。
日差しをより多く受け止めるために自然にそうなるのです。
それが盆栽の自然で力強い樹形を生み出します。

一の枝は一番根元に近い枝なので、通常は長く伸びています

これを差し枝と呼びます。
差し枝は一番太い枝で、樹形に最も影響のある枝です。
盆栽の命と言ってもいいかもしれません。

差し枝のない木の代表といえば…

車道と歩道の間に植えられている街路樹ですね。
怪長の住んでいるまちの街路樹は
どれもヤシの木みたいに剪定されちゃっています。
剪定とは言わないかもしれませんね。

あ、話がそれてしまいましたね。

差し枝とは反対方向に伸びている二の枝は
受け枝と呼ぶことが多いです。

差し枝とのバランスをとっていて、これも重要な役割ですね。
差し枝が枝の主役だとすれば、受け枝は名脇役と言えるでしょう。

さらに上に行くと「三の枝」「四の枝」と続きます。
それぞれ、奥行きを創りだす役割を持つこともあります。

このほかには食いつき枝というのがあって
幹にしがみつくように出ている短い枝です。

四の枝が食いつき枝になっている盆栽もあります。

一番上が樹冠部と呼ばれ
見ている人の方に少しお辞儀をするような傾きを持たせることもあります。

こうした枝がそれぞれの役割を果たすと
盆栽は素晴らしい樹形になります。

こだわり過ぎると自然味が損なわれてしまうので
もともとの枝ぶりに、逆らわないようにするといいですね。

枝の役割を意識しながらもこだわリすぎず、
個性を活かしたミニ盆栽がたくさんあります。

枝の役割を覚えておいて、
それを参考にしながら樹形をつくっていくと
自然な感じの良いミニ盆栽に仕上がると思います。

枝ぶりを整えるときには
木を真上から見ることも忘れないようにしましょう
正面から見ると二等辺三角形の形をしていますが、
上から見ると楕円形になっていて、
影になる枝がなく、日光をたくさん受けられるように広がります。

怪長(ブログの管理人)は、最初のころ役枝にこだわり過ぎていたので
ムリヤリ感のあるミニ盆栽になっていました。

カラマツ2
怪長のミニ盆栽です

はじめは気が付かなかったのですが、素晴らしい盆栽を見ているうちに、自分のミニ盆栽が「なんかへんだなぁ」と感じるようになってきました。

今は、枝が徒長しないよう、細かい枝が増えるように
気を使いながら作っていますが、なかなか時間がかかります。^^; ヘヘヘ

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Comment

  1. きにゃ より:

    こんにちは、きにゃです^_^
    怪長さんのミニ盆栽に質問です。
    右一の枝はちょっと手前に伸びているんですよね。長さは左一の枝より短いですよね。?
    この場合も一の枝が右ので差し枝になり、左のが受け枝になりますか?
    それとも、左のが差し枝かしら?

    最近、HCで買ってきた素材をどう仕立てたらいいのかお勉強中です。

    • 怪長 より:

      きにゃさん、コメント、ご質問ありがとうございます。

      この記事に載せた写真は、あ‥( ̄◇ ̄;)?な見本と思ってください。

      でも、右の枝を伸ばして、左の枝を少しずつ詰めていくとバランスは変わりますよね。
      そのように育てて、とても良い樹形になったのですが、一昨年の春、左の二の枝がネズミに食べられました。あぁ‥( ;∀;)

      近いうちに、この写真の現在の姿をお見せしますね。ちょっとまっていてください。

      盆栽の樹形を決めるときは、最初にご自身のイメージがあるかと思いますが、
      そのイメージを作るときは、根ばりとか、幹の傾き、枝の将来などを見て
      木に合わせてイメージを作ると無理なくいけます。

      その結果、典型的な樹形にならなくても、「それらしいな~」という姿になれば
      それでOKではないでしょうか。

      とくに、小さい盆栽であるほど、樹形にこだわらない方が良いと思います。

      よろしければ、手に入れた素材の写真を見せてください。

      よろしくお願いします。

      怪長

コメント

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