ミニ盆栽はどう冬を越す?|まさか雪の下では…

ミニ盆栽の冬囲いの様子です

ミニ盆栽の冬越しの方法は地域や樹種によって異なります。
雪が少なく、比較的温かい地方はムロが主流ですが、
雪の多い地方や氷点下20度以下になる地域の越冬方法は
そのまさかの雪の下です。
どうして…?

雪の下が良い理由

1 冬の乾燥した風に当たらない
2 気温の変化が少ない

怪長(ブログ管理人)の住んでいる道東の北見市は
12月から2月中旬まで氷点下10度以下の日が続きます。
寒い時は氷点下30度近くまで下ります。

気温が氷点下より下がるほど、空地中の水分が凍結し地上に落ちます。

そのため、冬の大気は非常に乾燥しています。
寒干しという言葉があるように冬の風に当てると
水分を奪われ乾燥します。

地上に落ちた氷は、知っている方も多いと思いますが
時にはダイヤモンドダストになってキラキラと輝きます。

そんな乾燥から、ミニ盆栽の木を守るには
雪の下に置くのが一番良いのです。

くれぐれも暖房の効いた家の中には置かないでください。
枯れます。

雪の下に置く方法

地面が凍結する前の10月下旬から11月中旬までに
鉢を肩まで地中に埋めておきます。
鉢の乾燥を防ぐためです。

鉢に土をかぶせてしまうと、
春になって掘り出した後で目詰まりを起こすので
鉢の半分程度まで埋まっていれば良いとお考えください。

枯れ葉を枝の下に敷き詰めておくとなおよいですが、
そのままでも構いません。

地中に埋めた鉢をブロックか板で囲い風を避けます。
上から板で覆うことはしません。

地面が凍結するまで週に1回程度、水をやります。

本格的な冬が来ると雪が積もりミニ盆栽を覆います。
雪が少ない場合は可能な限り周囲から集めて
ミニ盆栽にかぶせます。

冬越の絵
↑ 絵をクリックすると別窓で開きます。

ミニ盆栽が雪に完全に埋まったら冬越しの準備は完了。
春までひたすら待ちます。

厳寒の地で育つ木は寒さには強いのですが、
ミニ盆栽は乾燥した風に当たると枯れてしまいます。

春になるとまたもや試練

3月の中旬から雪が解け始めます。
すると雪の中でミニ盆栽の芽が動き始めます

4月中旬になると雪が解けてミニ盆栽が雪の下から
出てきます。

ここからがミニ盆栽の試練です。
春の風も乾燥しているからです。

冬になる前に囲っていた板が風よけに威力を発揮します。

5月に入ると気温が上がり、
囲いの中で葉が開き始めるミニ盆栽もあります。

「もう温かいから棚に移そう」と、思うのですが
そこをさらにこらえて春の乾燥した風が収まるまで待ちます。

乾燥した風が収まるのは5月の連休明けです。

周囲の野や山の草が育ち始めると空気が乾燥しなくなりますから
ミニ盆栽を棚に上げてください。

温かいのだから…と、侮(あなど)ると危険です。

怪長の失敗談

怪長は春のカラッ風を侮ったがために
一度に50鉢を枯らしてしまったことがあります。

春の風で枯れたミニ盆栽は、新芽が膨らんだまま枯れます。
いつまでたっても葉が開かないので「変だなぁ~」と思って
芽に触れてみて分かったのですが、
ドライフラワーになっていました。(T_T)

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