冬を迎えた黒松の軸切り挿し芽越冬隊<実況中継12>

発芽からほぼ1年が経過した黒松101本軍団の軸切り挿し芽越冬隊が屋外で越冬中です。氷点下5~10℃の日もあります。葉の色が紫に変色していますが、大丈夫そうです。これから12月。越冬隊は雪の下でオホーツクの本格的な冬を迎えるのです。

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越冬隊は25本

 

▲黒松軸切り挿し芽の越冬隊
 
昨年12月から今年1月にかけて発芽した黒松101本のうち、80本を軸切挿し芽しました。

このうち3本は関東に旅立ち、
残る77本のなかから越冬隊を結成しました。

ポットに入っている25本が越冬隊員です。

大きいのも小さいのも、中くらいのもあります。
11月上旬にピックアップしました。

 

黒松の葉は寒くなると色が変わる

 

 
今年の4月に室内から外に移した時に、寒さで葉が紫色になりました。
初冬になると同じように変色してきました。

とはいえ、春よりもかなり体つきはがっちりしています。 
雪をかぶっても大丈夫そうに見えます。

 

5月に発芽した黒松の実生苗は‥‥

 

 
軸切挿し芽越冬隊より半年遅く、
今年5月に発芽した苗は全員越冬隊になりました。67本あります。

このまま、冬を越したら来年、チシマザクラの咲くころに植え替える予定です。

鉢の数がすごいことになりそうですね。あぁ‥( ;∀;)
 
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イチイ、アカエゾマツ、トドマツも変色

 

▲イチイ


▲アカエゾマツ


▲トドマツ

この3種類はオホーツクにも普通に生えている木なので
屋外越冬で枯れる心配はほとんどありません。

葉は黄色っぽくなったり、茶色に変色しますが、春になると緑に戻ります。
 
 

これから春までどうするのか

 
オホーツクでは例年12月にどっと雪が降ります。
そのまま根雪となります。

今年はもうすでに雪が解けることはないでしょう。
あとは黒松を雪で包んで「雪室」状態になります。

水やりはしません。というか、できません。
水道から水が出ません。水をあげたとしてもすぐしばれます。

雪をかぶっているのでどこに鉢があるのか分からないのです。

雪に水をかけているのを近所の人に見られると「あいつ頭に花が咲いた」と思われるのがオチです。

ということで、怪長は春までジッと待つわけです。

 

室内越冬の黒松は

 

 
室内越冬の黒松軸切り挿し芽と、
そのまんま小隊、くね(曲がり)中隊は、
3回ほど霜(氷点下)にさらした後、室内に取り込みました。

室内の温度は7~15度、湿度は60%前後を維持しています。

オホーツクの5月の状態です。

毎日見ていると、伸びているのかいないのか分からないですが、芽が少しずつ大きくなっています。

前回の記事はこちら
大きくなったオホーツクの黒松101本軍団の秋<実況中継11>
 
 

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Comment

  1. 梅村旭正 より:

    怪長さんへ、名古屋も寒いです氷点下3度です、怪長さんおられる所は何度ぐらいですか。今日盆栽展を見てきました、メギの盆栽を買ってきました、メギの育て方を教えて下さい。

    • 怪長 より:

      怪長のいるオホーツクは朝は氷点下10度以下です。
      これからもっと寒くなるので、氷点下20度くらいにはなります。
      メギも雪の下で越冬してます。

      メギは名古屋なら3月中に植え替えます。
      用土は赤玉土7:桐生沙3を基本にします。
      5月から芽摘みをして、徒長した枝があれば短く切っておきます。
      写真を送ってくだされば、切るとことかお伝えできます。
      kaicho★shiritai-blog.com に送ってください。
      ★のところを@にするとOKです。

      お待ちしております。
      怪長

  2. 梅村旭正 より:

    怪長さんへ黒松の種は簡単に芽が出ますが五葉松の種はなかなか芽が出ません、何かの本に冬の寒さに当てると良い結果が出ると書いてありましたが本当のところはどうすばいいですかお尋ねします。

    • 怪長 より:

      梅村旭正 さん

      ご質問ありがとうございます。

      種が未熟だと芽は出ません。
      水に1日浸しても浮いている種は中が空か隙間があるので浮きます。
      隙間があるのは乾燥しすぎたか、未熟な種、ということになります。

      沈んだ種を植えるのですが、
      種は秋に落ちて、冬を越して芽を出します。

      冬を感じてもらうことが大切で、
      乾いた状態で冷蔵庫で20日~1ヵ月以上は保存します。

      乾燥・冷暗保存したあとに水に浸して蒔きます。
      蒔く時期は春です。

      冷暗保存期間が十分なら、季節を問わず室内で常温管理してもでます。

      蒔いた後は乾燥しないように注意します。

      蒔いてから芽が出るまでの期間は
      2週間から1ヵ月。
      なかなか出ないのでは3カ月かかるのもあります。

      良い種なら発芽率は90%
      冷暗保存が1年を超えると発芽率は下がります。
      冷凍庫でよい状態で保存した場合でも70%くらいです。

      なのですが、種が未熟だと全然出ません。

      怪長が昨年、集めた種は未熟で
      プカプカ浮いていたので蒔いてはありますが
      100%でないと思います。あぁ‥( ;∀;)

      沈んだ種を保存して蒔いても出ない時は
      そのまま1年待つのもありです。

      40度近いぬるま湯に数時間いれてから
      冷暗保存をしてみてもいいかも知れません。

      発芽スイッチが入ることがあります。

      怪長

  3. 梅村旭正 より:

    大変、為になりますありがとうございます。これから宜しくお願いします、これからも参考にさせて貰います。

    • 怪長 より:

      梅村旭正さん
      コメントありがとうございます。

      お役に立てて嬉しいです。
      近いうちに、梅のブログ写真展やりますので、
      ぜひ、見てください。

      ありがとうございました。
      怪長

  4. 青い森の住人 奈良岡 より:

    怪長さん、こんにちは!青い森の住人です。今日、ホームセンターにて赤松と黒松可愛くて購入しました。買ったはいいけど、これも冬は雪の中にて越冬させた方がいいのでしょうか?高さは5~10㎝です。ポット苗です。自宅併設の車庫の気温は、ボイラー室もあるので平均3~7C゜です。なんか触りたくてしょうがないですが今は何もする事ないでしょうか?

    • 怪長 より:

      青い森の住人さん
      コメントありがとうございます。

      3~7度ならちょうどよい温度です。
      もっと寒くてもだいじょうぶですが、
      どこで育った木か分からないのでそこが良いと思います。

      水は2~3日に1度、土の表面が乾いて来たらあげてください。
      幹の太さが5ミリくらいになったら針金をかけてもOKです。

      針金のかけ方はこの記事にあります。
      黒松の実生苗を盆栽にするにはどうすれば?

      鉢の底から根が出ていますか?
      出ていたら、春に植え替えしてもOKです。

      出ていないようでしたら、水の吸い込みを見てください。
      スッと吸い込まれるようでしたら、
      植え替えをしないで、春になったら肥料をあげて育てます。

      なので、今はそのまま水をあげながら春を待ちます。

      怪長

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