木と根のバランスは‥植え替えで保つ

木を小さく育てるには
木と根のボリュームを同じに保つのが大切ですが

では、どうすれば
木と根のボリュームを同じにできるのか
についてお伝えします。

その方法とは植え替えです。

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植え替えの重要な2つの目的

植え替えの目的は

・根を切ること
・根が育つ環境を鉢の中に作ること

この2つです。

植え替えの時期は、
新芽が動き出す少し前です。

「新芽が動く」というのは
新しい小さな芽が開き始めることをいいます。

早春ですね。

本州なら2月、3月になります。

北海道のように寒い地域なら
それより1カ月ほど後になります。

新芽が動く前の木は
幹と枝しかありませんから
根は少しあればよい、ということになります。

根を切って細かい根を増やには用土が肝心

新しい細かい根を増やすためです。

でも、根を切っただけでは
細かく新しい根は増えてくれません。

そこで、
植え替えをする前には
鉢に入れる用土の準備をします。

用土で最も大切なのは
保水力と通気性の両方を備えていることです。

基本的には
赤玉土と火山礫(桐生砂など)を用意します。

ふるいにかけて粒の大きさを
2~3ミリにそろえておきます。

配分は赤玉土と火山礫が
7:3(針葉樹向け)、
8:2(広葉樹向け)

樹種によって違いがあります。

ツツジ類は、鹿沼土、
水を好む木は赤玉土を配分を多くします。

次に、根を切ります。

鉢から根を抜いてほぐすと
根がたくさんついています。

枯れて黒くなった根はもちろん、
太く伸びた根や、古くなった根は
ばさっと切り落とします。

細かい根もついていますが
それも一緒に切り落とします。

半分くらいは切ります。

「そんなに切って大丈夫?」

と思うほど切っても大丈夫です。

特に、太くて長く伸びた根は
根の付け根から取り除いてください。

重要なのは幹の真下にある根です。
そこに、細かい根が増えるように
幹の真下の古い土は取り除いておきます。

太い根は木を支えるのが役目なので
水や養分をほとんど吸収しないので切ります。

木を大地(鉢)に固定する役割は
根ではなく針金に任せることにします。

・用土を準備する
・根を切る

このふたつを同時にするのが
植え替えです。

先に育つのは根か?それとも葉か?

前回の第13回
「木を小さく育てるためには‥」では
根と葉の関係もお伝えしましたね。

葉が増えると根が育ち、
根が育つと葉が増える、
という関係にあります。

卵が先か鶏が先か‥みたいな感じですが、
ほぼ同時に増殖が進みます。

根を伸ばしては葉を増やし
葉を増やしては根を伸ばす。

木は、これを繰り返しています。

植え替えが終わると
新芽が開いて葉が増えます。

同時に、根の傷も治り根が伸び始めます。

根がないのに葉が開く、
葉が開いていないのに根が伸びるというのは
前の年の冬になる前に力を蓄えているからです。

枝葉が増えたら根も増える

夏になるまでに、
葉が増えて木はひと回り大きくなります。

木はもともと、枝、幹、葉のボリュームと
根のボリュームを同じにしようとします。

なので
葉が増えてボリュームが増してきたら
鉢の中の根も増えていると思ってください。

葉が増え過ぎるようなら芽摘みをしたり
徒長枝を切り戻すこともします。

樹種によって
切る時期や場所に違いがありますが、
枝が伸びすぎないようにするのが基本です。

これをさぼると
太くて長い根ができたりします。

根はふだん、見ることができません。
剪定をこまめにするわけにもいきません。

なので、
1年か2年に1回の植え替えの時に
しっかりと根を整理して切っておく
ことが大切になります。

それから、
忘れてはいけないのが用土ですね。

用土に求められることは
この記事でお伝えします
⇒ 工事中です。

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