剪定する理由と方法3・木を強くする

これまでのミニ盆栽通信では
剪定する理由を2つ紹介しました。

・忌み枝を切る
・枝を増やす

でしたね。

剪定の目的はあと2つあります。
そのうちの、ひとつが今日お伝えする
「木を強くする」です。

スポンサード リンク

剪定したら木は強くなるの?

忌み枝を切ると、枝振りは少しスッキリします。

枝の先端を切ると、新しい枝が増えてきます。

新しい枝には忌み枝もありますから
それも切ります。

これをくりかえすと、木はこんもりして
たくさんの枝と葉をつけるようになり、
形も整ってきます。

ところが、枝葉が増えると
困ることが2つ出てきます。

ひとつは
風通しが悪くなる、ということです。

もうひとつは、
勢いの強い枝と弱い枝ができてきます。

風通しが悪いと、害虫が付きやすくなります。
枝葉が増えると害虫の発見もしにくくなります。

剪定には、
込み入った枝を整理して風通しをよくし、
害虫が付きにくくするという目的があります。

強い枝の勢いを抑えてみんなでパワーアップ

勢いの強い枝と弱い枝は、
葉の大きさでだいたい見分けが突きます。

勢いの強い枝は、高く、広く伸びて
大きな葉をつけます。

つまり、

木の外側にある葉は、勢いの強い枝の葉。

勢いの弱い枝は葉は
その陰に隠れてしまいがちです。

小さい葉が大きな葉の陰になって
光合成がなかなかできません。

自然の木は強い枝をどんどん伸ばすことで
木を強くしていきます。

ところが、盆栽は鉢の中で育ちますから
自然の木と同じようにはなりません。

強い枝がどんどん伸びると、
鉢で育つ盆栽はかえって弱ってしまいます。

そこで、強い枝の勢いを抑えて
弱い枝に光が当たるようにします。

弱い枝や葉にも光が当たることで
木は、栄養をより効率的に作ることができ
木全体の力がついてきます。

つまり、木は強くなっていきます。

木が強くなることによって
病気になりにくく、害虫もつきにくい。

そういう、相乗効果が生まれてきます。

自然の木はできるだけたくさんの葉で
養分を大量に作り木を強く大きくしていきます。

そのために、勢いの強い枝を優先的に伸ばします。

ところが小さい鉢で育つ盆栽は
みんなの力で効率よく養分を作りながら
強くなる必要があるのです。

そんなに枝を切って大丈夫?

剪定をしているところを見ていて
「そんなに切って大丈夫‥」
と思ったことはありませんか?

根がしっかりしていて
木に元気があれば
かなり切っても大丈夫です。

・切った後から新しい葉が出てくる
・小さな葉にも光を当てる
・風通しを良くする

といったことを意識して
剪定できるようになると
素晴らしい盆栽に一歩近づいていきます。

次回は 
剪定の理由と目的の最終回になります。

剪定の4つ目の目的は、「樹形を整える」です。

質問・回答コーナー

【Q】梅の実がなっています。
種を植えて育ててみたいのですが‥‥

【A】一番シンプルな方法です。

種の処理

実が落ちるまで待ちます。

落ちたら拾ってきて
果肉をぜんぶ洗い落とします。

怪長は使い古しの歯ブラシでカシカシと‥

蒔き方

そのまま蒔く

大きめの鉢に赤玉土と桐生沙をいれ、
種のとがっている方を下にして埋めます。
(赤玉土6:桐生砂4程度 ※赤玉土のみでもいいです)

深さは1cmくらい。種の厚さと同じくらい用土に覆われていればOKです。
あとは、乾燥しないように毎日、水をやって屋外で管理。

冬を越して春に芽が出ます。

冬を越さないと芽が出ないので、気長に待ちます。

冬になってから家の中に入れると発芽することがあります。
その芽はひ弱なので、春になって外に出すと途端に枯れます。

※用土は鹿沼土でなければいいです。酸性の土でなければOK。
赤玉土は弱酸性で保水力もあるので安心です。

種は乾燥するとアウトです

乾燥すると、発芽しません。

寒さ(冬)を感じないと
春が来たとは思わないので芽が出ません。

発芽率は50%くらいだとおもいます。

30個蒔いたら10~15くらい発芽すれば上出来だと思います。

怪長はもっぱらこの方法です。

スポンサード リンク


【ミニ盆栽の基礎講座】毎朝5時配信の無料メルマガ


ミニ盆栽の基礎講座をメールで毎朝、お届けします。
無料です。
用語集と失敗談特集のPDFもプレゼントしちゃいます。
詳しくはこちらをクリックしてね (^^♪

こんな記事もあります

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。

メルマガ【ミニ盆栽の基礎講座】


ミニ盆栽の基礎講座をメールで毎朝、配信します。
無料です。 プレゼントもあります。
詳しくはこちらをクリックしてね (^^♪

スポンサード リンク

盆栽ブログがたくさんあるよ

にほんブログ村 花・園芸ブログ 盆栽へ
にほんブログ村


盆栽 ブログランキングへ


盆栽 ブログランキングへ

おぉ~!1位になってる!(^^)/
ありがとう!

▲トップへ戻る