ミニ盆栽が大きくならないのはなぜ?

不思議ですよね。
自然界ではすごく大きな木になるのに、
盆栽にすると小さいまんま。

ミニ盆栽や豆盆栽なら、もっと小さくて
「大丈夫かな~」なんて、心配になります。

ミニ盆栽の木は、なぜ大きくならないのでしょう。
答えは「小さい鉢に入れるから」ですが‥

鉢に入れると大きくならないのはなぜ?

木(地上部)と、根のボリュームはほぼ同じ
の法則があるからです。

「えっ‥そんな法則あるの?」
と思うかもしれませんね。

法則かどうか、よく分かりませんが、
自然の中で生きる木も、鉢の中で生きる木も
だいたいこの法則に従っています。

鉢に入れられていると、根が大きくなりません。
根が大きくならないと、木も大きくなりません。

「根が小さくても、肥料を与えれば大きくなるのでは‥?」
その通りですが、それにも限界があります。

「では、大きな鉢に入れると木は大きくなるのか‥?」
ですよね。

なります。鉢が大きい分だけ木も大きくなります。

「では、地面に植えたら‥?」
もっと大きくなります。根が伸びた分だけ
木もどんどん大きくなります。

「ミニ盆栽の小さな木を、地面に植えたら‥?」

どんどん大きくなって、
「これが、あのミニ盆栽だったの?」
というほど大きくなります。

地面に植えた木を、盆栽のように小さく
しようとして、枝を切り詰めたら‥?

次の年、ものすごいくたくさんの芽が吹いて、
枝になり、手が付けられなくなります。

もう、盆栽ではなくなります。

根が大きいので、地上の木も
同じ大きさになろうとするからです。

根が持っている2つの役割

  • 水と養分を吸収する役割
  • 木の地上部を支える役割

水と栄養を吸収する

根が吸収するのは水と、栄養素です。
栄養素は、主に窒素、リン酸、カリ。

これを3要素といいます。

そのほかに、カルシウム、マグネシウム、
イオウも吸収します。

微量要素として、マンガン、モリブデン、
ホウ酸、亜鉛、塩素、銅、鉄も吸収します。

こうした栄養素が少ないと、地上部の幹や枝、
葉を維持することはできなくなります。

水の吸収ができなければ‥枯れてしまいますよね。

木の地上部を支える

柔らかな地面に根を生やした木は、
地上部が倒れないように、根をどんどん
大きくして木を支えます。

すると、栄養を吸収する力がついて、
木もどんどん大きくなります。

石や岩盤のある硬い地面、
崖などに根を生やした木は、
根を大きく伸ばすことができません。

風で倒れたり、雪や自分の重さで倒れないように
地面の隙間に根を張るからです。

そうした木は、なかなか大きくなれません。
自由に根を伸ばすことができないからです。

伸ばした根のボリュームとほぼ同じ大きさの木になります。

葉が持っている2つの役割

  • あなたもよくご存知の「光合成」です
  • 体温調整=木の周囲の温度を下げる

光合成で養分を作る

根から吸収した水と、空中にある二酸化炭素、
太陽の光で光合成を行って炭水化物を作り出します。

デンプンということもありますし、
ブドウ糖ということもあります。

難しいことは抜きにして、葉で作り出した
栄養が木と根を大きくさせます。

葉が枯れたり、取れたり、虫に食われて
なくなってしまうとすぐに次の葉を出せるように、
葉の根元では新しい芽を出す準備をしています。

体温調整

木ですから体温というのも変ですが、
そのほうが分かりやすいですよね。

気温が高くなると、気孔という小さい穴から
葉の水分を蒸散させて、温度を下げます。

温度が上がりすぎると葉の細胞が壊れてしまうからです。

たくさんの葉が協力して温度を下げるので、
木の周りは温度が少し低くなります。

暑い日でも森の中が涼しいのは、木の葉が
エアコンの機能を持っているからです。

暑いと葉の中の水分が蒸発するので、
根から水が補給されないと‥枯れるわけです。

木を鉢に入れるということは?

根が大きくならないので、地上部の木も小さいままです。
葉もあまり大きくならず、全体的に小さく育ちます。

根を少なくして、根とほぼ同じボリュームになるよう
バランスを取ってあげると木は小さいまま、
生き続けることができます。

鉢を地面に置いて放置したら

鉢の底にあいている穴から根が
伸びて、土の中に広がります。

その根はどんどん大きくなって、
それにつれ木もどんどん大きくなります。

さらに放置すると、鉢を割らなければなりません。

優れた盆栽は

鉢が小さい割に木が大きいですよね。

これは、根を切り詰めて細い根が
たくさん生えるようにしているからです。

根のボリュームが小さいように見えますが、
実際には根の密集していて水や養分を吸収する
役割は十分果たしているということです。

素晴らしい盆栽を作るには、
素晴らしい根を作る必要があります。

根が小さいと、倒れてしまいますよね。

優れた根は、細かい根が密集して、
なおかつ底が平らで八方にバランス
良く整えられています。

おさまりが良く、倒れにくいわけです。

それでも、倒れそうになりますから、鉢の底の穴から
針金を通して木の根元を固定します。

鉢の底に穴が開いているのは、水を外に流す
だけでなく「木を支える」という根の役割を
人間が果たせるようにしているのです。

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