か行

ミニ盆栽の用語集 か行

かたえだ【片枝】

幹の片側に枝が集中していて反対側は枝が少ない状態。風の強い場所では風上側の枝が少なくなり、風下側の枝が残ります。吹き流しという樹形はその姿をしたものです。模様木などには不向きですが、北海道道東部にある美幌峠の頂上付近では、冬の乾燥した強い風で片枝になったイチイが直立しています。

かたね【片根】

片枝と同様、幹の片方にしか根がない状態です。片根のまま直幹や模様木にすると不安定な感じがするので、傾けて植え付けるか、両側に根が出そろうまで丹念に根を育てます。

かたまる>【固まる】

新芽が生長して枝になること。葉が生長しきった状態も固まるといいます。伸びきって固まった枝は翌年には緑色から褐色に変わり木質化します。

かぬまつち【鹿沼土】

水に濡れると黄色になる用土。保水力があります。鉢の中の用土が酸性になるので松柏類や雑木類には不向きかですが、さつき盆栽やツツジ類の盆栽では欠かせない用土です。粒上ですが、柔らかく指で強く摘むと崩れます。凍結して溶けると微塵の状態になるので、根の周囲がカチカチにならないうちに植え替えをしましょう。

かぶだち【株立】

ひとつの株から複数の幹が立ち上がる樹形。生長しても樹高3m以下の低木(灌木)には似合う樹形です。直幹、模様木のような枝つき、こけじゅんなどにとらわれず、樹形を作ることができ、自然の味わいも出しやすい樹形です。

からい【辛い】

水やりの回数や肥料を与える良が少ないこと。反対に多い時は「甘い」といいます。ミニ盆栽も盆栽も、水や肥料をやり過ぎないほうが良いので適度な量をたもつためにも辛めの方がよいです。

からみね【絡み根】

他の根と交差したり絡み合っている根のことです。美しくないので植え替えの時に根をほぐすか、切って絡みをなくしておきます。

かるす【カルス】

幹や枝が傷つくと、形成層から分化していない細胞が出てきて盛り上がります。やがて細胞分裂を繰り返して幹や根になります。植物のこうした性質を利用したのが挿し木や取り木の技術です。挿し木や取り木では根が出る前にカルスが出てきます。

かわりぎ【変わり木】

直幹、模様木、懸崖といった盆栽の樹形に当てはまらない樹形。枝付きなどの規制がないので、木の特徴をつかんで作っていくと味わいのある樹形になることが多いです。ミニ盆栽は変わり木を楽しみやすいジャンルかもしれませんね。

かんじょうはくひ【環状剥皮】

取り木をする時に幹の皮を剥く方法です。取り木では根を出させる場所の下の皮を剥(む)きます。部分的に剥くのではなく、幹の周囲全部(幅は幹の直径の1.5倍程度)を形成層まで除去します。この剥き方を環状剥皮といいます。こちらの記事を参考に。

かんすい【灌水】

水やりのことです。単に水分補給をするのではなく、鉢の底穴から水が出るほど十分に水を通し、鉢の中に新しい水と酸素を供給する役割があります。盆栽、ミニ盆栽ではもっとも重要な毎日の作業です。

かんれいしゃ【寒冷紗】

木綿やナイロンなどをごく粗めに織った広幅の布。夏の直射日光を避け、冬は霜などを遮るために棚場や樹の上を覆う。

ききえだ【利き枝】

盆栽の特徴となる枝。この枝があるからこそこの盆栽がある、という役割を果たす枝です。一の枝に多いのですが、そうでないこともあります。利き枝の中でも太くて長い枝は「差し枝」と呼びます。利き枝に対してバランスを取る役割の枝を「受け枝」といいます。

ぎせいし【犠牲枝】

幹を太くするために切らずに伸ばしてある枝。枝があることによって枝の下の幹が太くなります。必要な太さになったら、切り捨てられるので「犠牲枝」といいます。

きょくづけ【曲付け】

針金などを使って幹や枝に曲がりをつけることをいいます。「模様を入れる」とも言います。

きりこみ

剪定の意味です。

きりもどし【切り戻し】

「追い込み」ともいいます。枝の幹に近いところ(フトコロ)まで枝の先端から切っていく剪定方法です。切り戻しをすることで、新しい芽を育てて枝が更新されるようにします。

くいつきえだ【食い付き枝】

幹に食いついて見えるような小さな枝のことをいいます。文人木のように枝数の少ない木では、食いつき枝が味わいを生み出します。

けいせいそう【形成層】

形成層2
幹や枝、根の皮の内側にあって肥大、生長をするための分裂組織です。形成層があるのが木、ないのが草です。取り木で環状剥皮をする際はすべて取り去ります。
参考記事はこちらです。
木と草の見分け方|ミニ盆栽用の素材探し

けっかし【結果枝】

実のなる可能性のある枝のことをいいます。

けんがい【懸崖】

崖にしがみつくように生きる木の姿を表した樹形を懸崖といいます。木の先端が鉢の縁より下にあるのを半懸崖。鉢の底よりも下にあるのを懸崖といいます。

こけじゅん【コケ順】

根元から樹冠にかけて徐々に細くなる様子をこけじゅんといいます。こけじゅんが整っている木は大木の感じが良く出ます。無理なく細くなるのが理想で、根元だけ太いのはバランスが悪く見えます。ところが、自然界には途中から急に細くなる木もあるので、自然な感じが出ていれば良いと思います。

こしだか【腰高】

根元から一の枝までが長いこと。文人木には腰高が魅力になることが多いのですが、斜幹や直幹では逆に不安定な感じになってしまいます。

こしみず【腰水】

水盤など穴の開いていない浅い器に水を張り、鉢を乗せて底から水を吸わせる方法。夏の暑い時期の乾燥を防ぐのに有効な方法です。周囲の空気の湿度が上がるので乾燥しにくくなります。ただし、鉢ごと水に浸かるほど深く浸すと、酸欠を起こして根が弱ります。

こずむ【小ずむ】

枝や葉の間に間延びがなく、木全体が引き締まった状態を言います。芽摘み、葉刈り、切り戻しなどを丹念にすることによって、こずんできます。

ごろつち【ゴロ土】

鉢の底に浅く敷く粒の大きな用土のことです。植土よりも粒が大きいので水はけを良くし、水が抜けた後は空気が入りやすくなるので、根に酸素を供給できます。ゴロ土を入れ過ぎると乾きが早くなります。浅い鉢ではゴロ土を使わないで植え付けることもあります。

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