ポジティブオジサン(ブログ管理人)が、ひざ立て倒しをつづけた理由は
1 筋肉と筋を無理なく伸ばし、リラックスさせる
2 「シコリになって動けない筋肉」「無理をして動いている筋肉」「さぼっている筋肉」を見分ける
この2つでした。
ストレッチのようでストレッチではない
1はストレッチの目的と同じですが、2の方はストレッチの目的にはないものです。
ポジティブオジサンにとっては、2の目的の方がずっと重要で、それをしているうちに自然に1ができてしまうという感じです。
ストレッチとすごく似ていますが、ストレッチのようでストレッチではない、というのがポジティブオジサンの認識です。
同じ腰痛でも、痛みのある場所、その原因、痛みの度合い、治るまでの時間‥みんな違います。
生活の習慣や仕事、体の特徴が人によって違うからです。
とはいっても、目的の2にある筋肉の3つの違いは、共通しています。
このため、「さぼっている筋肉を働かすことで、無理をしてきた筋肉を休め、全体のパワーを上げる」という考え方は、とても重要だと考えています。
前回の記事:さぼっている筋肉と無理して頑張る筋肉|体験その4では
膝を立てる角度をいろいろ変えて、ひざ立て倒しをしてみたと書きましたが、
それ以外にもいろいろと試してみました。
筋肉の違いをみつけるのは面白い
腰に当てる枕の位置を10㎝ほど背中の方にずらしてみたり、枕の高さも変えてみました。
すると、ひざ立て倒しのパターンはすごく増えてきます。
1 立てる膝の角度(足を組んで倒すこともある)
2 枕の位置
3 枕の高さ
これをいろいろ組み合わせて、ひざ立て倒しをすると、筋肉の動きに違いがあるのも分かってきます。
ポジティブオジサンは、その違いを発見するのを面白がっていました。
枕を高くしすぎて失敗
ところが、枕を20㎝ほどまで高くしたときに、腰に痛みを感じるようになりました。
同時に、当てた枕の位置から足に向かって、力が入らない状態になりました。
痛みは腰を反りすぎたことによって、筋肉が伸びすぎたか?
力が入らないのは、血管が圧迫され筋肉の血の気が引いて酸欠になったためです。
「調子に乗りすぎると大変な目に遭いますよ」と、腰の筋肉に言われた気分で、焦りました。
それからというもの、無理な動きをせず、ひたすら低い枕でひざ立て倒しを繰り返しました。
3つのパターンを組み合わせると、やることが増えて時間もかかります。
そこで、ペースを速めていきました。
そのころには、力を抜くことにも慣れてきましたから、2秒で往復1回のペースになっていました。
動かすコツは、「ひざを戻すときに使う筋肉にだけ、瞬間的に力を入れる」です。
息をフッと吐ききり、同時に筋肉にピクッと力を入れる。
同じ場所で何回もやらない。せいぜい10回。それができたら枕の位置を変えるか、膝の高さを変える。
それを毎日30分ほど続けていました。
腰に枕を当てて仰向けになり「何もするな」「眠るな」と柔道家に教わってから1年近くになっていました。
腰痛もかなり良くなっていました。
朝、両手で顔が洗えないほど痛い日は、1週間に1回程度にまで回復してきました。
そのころからポジティブオジサンは「腰痛は治すことができる」と、思うようになりました。
次回は、ひざ立て倒しがストレッチにそして運動にしていくお話しです
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